お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

想いを紡いでく ボク達の音は 響き合うほどに繋がり合って 未来へと続いていく

兜一家の仲良し365日

8/22『ワイン』

 

「こんなにあっても、わたしとお父さまだけじゃ飲み切れないわ」と、さやかさんからお中元でもらったワインのお裾分けがあった

赤と白を二本ずつ、お酒には詳しくないカイザーさんだけど、とても芳醇な香りがする

肉料理や魚料理のお供に、甲児くんの晩酌として出していたものの、普段から高いお酒を飲み慣れていないせいか、おいしいはおいしいけれど、消費ペースはイマイチだ

「というわけで、ゼリーにしてみました~」と、食後のデザートにお出しされた、赤と白、二層のコントラストが綺麗なゼリーに、甲児くんは感嘆の声を上げた

「おぉ~すげぇ!こういう食べ方もあるのか…ん?食べ方…飲み方…食べ方…?」「あはは、ゼリーにすると固形だから、食べ方でいいんじゃないかな。試食してみたけど、我ながら結構いけました」「どれどれ…うん、うまい!さすがはカイザーだな!」「えへへぇ…ありがとう」

照れくさそうに笑ったカイザーさんは、「余分に作ったから、さやかさんと弓教授にも持っていってくれるかな」と言い、そこでちょっと改まったように「…あと、彼女にも」と、B子ちゃんの名前を出した

ん、と頷きながら、二人が仲良くなってよかったな、と思う反面、微妙なジェラシーを感じる甲児くんだった

余談だけれど、冷蔵庫で冷やし中のワインゼリーを見つけた瑠璃ちゃんが、食べたい食べたいと騒いだ

「元はお酒だから、ダメだよ」と優しく諭すだけじゃなく、「るぅちゃんには、こっちね」と、ブドウの果汁ジュースで一緒にゼリー作りを楽しんだカイザーさんは、すっかりママが板についたものだなぁ、と家族みんなに感心された

 

 

 

とってもハーレム⑥

ハーレムエンド~攻略完了

 

※ネタバレあり

 

 

 

最後に攻略したハーレムルートでは、満を持してご登場あそばされた麻衣お母さまが、四人のヒロインたちを相手に無双していましたわ…

トラブルメーカーの教育実習生も、素直になれないツンデレ幼馴染も、おっとり優しい高嶺の花の先輩も、元気いっぱいの義妹(麻衣さまからすれば実の娘ですわ)も、十把一絡げにする勢いでちぎっては投げちぎっては投げする麻衣さま、おもしれーママすぎるでしょ

今の今まで隠し通されてきたリーサルウェポンでしたわね…

いえ、共通ルートの段階で、既に隠し切れないアレさが滲み出てはいましたけれど…

 

 

家庭を顧みなかった父親へのアンチテーゼとして、たくさんの家族への愛情を惜しみなく注げる男になる…

そう言われれば「おう、そうですわね!」となりますが、後からじわじわと「…ん?そうですかしら…?」となるやつですわ

 

そうして立派な有言実行マンになった主人公は、五人の女の子をハーレム要員にしただけでなく、それぞれのお腹に新たな命を宿し、これからも信じた道を突っ走ることにしたのですわ

めでたしめでたし、ですわ~

 

ハーレムゲーとしては、これ以上ないグランドエンドですわね

 

 

 

ここからは総評ですわ~

 

毒にも薬にもならないシナリオ…

志水なおたか氏が描かれる、かわいい女の子たち…

とってつけたようなタイトル…

実質、懐かしのトラビュランスゲーですわねこれは~!?

 

(調べて戦慄したのですが、トラビュランスさまって未だに公的な活動休止状態にはないんですのね…2005年以降、新作を出されてないようですから、実質的な活動休止状態ではありますけども…)

 

トラビュランスさまのゲームは、以前に「帰ってきた尽くしてあげちゃう2」をプレイした切りなのですが、あれも特筆すべきことがないゲーム…にもかかわらず、妙にプレイしていて心地好かったのですわ

そして、この「とってもハーレム」も、まさしく無味無臭なのになぜか喜んでプレイできたのですわ…恐ろしや、ですわ…

うーん、ライターお嬢さまは異なりますのに…この空気感はどこから醸し出されているものなのかしら…

 

複数のヒロインから、特に理由もなくモテまくるという、古典的かつ無難なハーレム体質ではありますが、意味不明で理解不能な主人公age描写がないのが、心地好さに繋がっている要素の一つなのかもしれませんわ

主人公とご自分を重ねてプレイされるタイプのお嬢さまでしたら、いくらでも脳汁が出て気持ち良くなれるのかもしれませんけど、わたくしのように一歩引いた視点から物語を俯瞰するタイプのお嬢さまですと、常人には伝わらない理由で褒められたとしても、異次元の話をされているようで全然共感できないどころか、ヒロインたちから「言わされている」感が透けてしまって、お労しさしか得られないのですわ

わけわからないレベルでモテモテでしたが、そういった場面はございませんでしたので、ヒロインから主人公への好意は「蓼食う虫も好き好き」に分類されて、特に気にならなかった…と分析いたしますわ

 

ヒロインたちも、わかりやすいほどに各種属性が記号化された形ではありますが、全身キラキラの人工甘味料満載のヒロイン(それはそれで味がありますわ)に比べると、どことなく素材の良さを活かした素朴な味わいがあって、味の濃いご馳走を食べ疲れた時にプレイしてみると、ふっと肩の力が抜けて、ちょっとだけ幸せになれるかもしれませんわ

 

 

わたくし的には、やはりテンプレート幼馴染にして、テンプレートツンデレの絵理さまが一押しなのですが、若菜さまの照れグラ+立ち絵には、最初から最後まで心を奪われっぱなしでしたわ

この角度…この目付き…完璧ですわ~!

 

エッチシーンはほとんどがヒロイン二人以上の絡みがあるもので、全体的にレズっ気も多いため、そういった性癖をお持ちの方なら嬉しくもあり、逆にそういうのが苦手な方には少々厳しいかもしれませんわ…

どこを切り取ってもらぶらぶ和姦しかなく、あわやNTRの危機なんてものも一切ございませんので、この上ない安心設計ですわよ

回数は…まみさま4、絵理さま3、まみさま+絵理さま8、若菜さま4、千春さま2、若菜さま+千春さま10、ハーレム8、ですわ

こちらは回想モードを参考にして数えたものですが、ヒロインごとに分けたというよりも、ルートごとにソートされたようなものですので、例えばまみさま4というカウントも、蓋を開ければ絵理さまとの絡みも含んだものとなりますわ

一つのシーンに、差分ではない複数のCGが使われており、内容もそこそこエッチなため、絵が合えばオカズにはもってこいだと思いますの

地味に推せるポイントとしまして、処女ヒロインは、ご本人のルートとハーレムルートとで、それぞれ二回の処女喪失シーンが拝めますわ

 

ちょっと気になったのは、共通ルートであれだけ若菜さまへの好意を声高に叫んでおきながら、絵理さま+まみさまルートに突入した瞬間、若菜さまのわの字も出さなくなったところですわね…

まあ、共通ルートでも「若菜先輩への気持ちは憧れであって、恋ではないかも」という予防線が張られてはいたものの、それだけでは違和感は消えませんでしたわね

抜きゲーにシナリオの整合性を求めるのはナンセンスと言われれば、それまでですけども

 

のんびりと愛し愛され、誰を傷つけることもなく、夢のハーレム王を目指したい方には、ご一考される価値のあるタイトルだとは思いますわ

 

 

 

お次はKiss Nextさまの「忍びちっく☆はぁと」をプレイしますわ

攻略順は、参考にさせていただくサイトさまによりますと追加選択肢の都合上、固定した方がよさそうですので…

小町さま→咲弥さま→歌澄さま→弓子さま→イリーナさま→花火さま→パティさま

といたしますわ~

ジャンルはスラップスティックしのべんちゃー、とのことですが…果たしてどの程度、忍んでいらっしゃるのか…