お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

理不尽なことばかりで 疲れたらね

甲児くんとカイザーさんの365日

1/3『寝正月』

 

さすがに昨日は頑張りすぎたのか、腰が痛いやら怠いやらで何にもする気にならない甲児くんは、引き続きお家に引きこもることに

甲児くんをほっぽり出してまで行きたいところなんてないカイザーさんも、一緒に引きこもり

正月特番を流し見するのにも飽きて、年賀状の仕分けをしてるカイザーさんをじっと観察してると、赤くなって俯いちゃった

お付き合いしていた頃から数えると、もう数年来の仲だというのに、未だに甲児くんに見つめられると恥ずかしくなっちゃうカイザーさんがかわいくて仕方ないので、いろんな角度からじっくり堪能した

するとカイザーさんがもじもじしながら「昨日はいっぱいしてくれてありがとう…」とぽそっと呟いたので、近いうちにまたしよう、と懲りずに思う甲児くんなのだった

 

 

 

鏡の中のオルゴール ひとつめの物語①

攻略開始

 

※ネタバレあり

 

 

 

スクショが撮れないタイプのエロゲー(極稀にある、なんかガードがかかっているのか知らんがPrtScキーを受け付けん)だったんで、画像なしの味気ない記事になるけど、堪忍な!

気になるお方は、ググってみてくだされ~

絵は結構かわいいよ

 

全部で三作あるうちの一作目で、本作はデンマークアンデルセンという作家さんが書いた「おやゆび姫」がモチーフとなっているのね

…「おやゆび姫」って、タイトルそのまんまの親指サイズなちっちゃいお姫さまが出てくるのは知ってたけど、その後の展開ってあまり記憶にないな…と調べてみたら、ハラハラドキドキな冒険譚なのね

悪い奴らにひどいことをされそうになるも、仲間たちの助けを借りて危機を脱し、最終的にはハッピーエンドを掴み取る…なかなかに王道な冒険漫画的ストーリーじゃないの

そういうわけで、エロゲー版おやゆび姫も、山あり谷ありな苦難の人生を超えて、愛する王子さまと結ばれるヒロインを描いている…んだけど…

 

ヒロインの名前が「おやゆび」て!!!

「おやゆび」とかいう名前のヒロインを攻略する機会なんて、後にも先にもこれしかないだろうな!!!

え、おやゆび姫の名前って、おやゆびなの…??

深く考えたことなかったけど…シンデレラの名前はシンデレラだし…白雪姫の名前は白雪…なのか…??

さすがに親指サイズの女の子に入れて出すなんてできない(裂けるどころじゃすまんわ)から、おやゆびも普通の人間の女の子と同じ大きさまで育ったわけで、いくら生まれた時に親指くらいの大きさしかなかったからって、何も大きくなってからもおやゆびを名乗らなくても…

真面目な場面なのに「おやゆび」って呼ばれるヒロインがシュールすぎて…

 

なお、終盤になってクソアホバカ王子に名付けられた「マイア」という名前を名乗り出す

…なんで最初から…というか、せっかく想いを寄せる男キャラがいるんだから、そいつに名付けてもらえばよかったんじゃないのか…??

そんな元カレ(ですらないナニカ)からもらったプレゼントを大事にしている女ムーブして、童貞プレイヤーから支持を得られるんか…??

 

さて、肝心の本編はというと…

街中で白昼堂々おばあさんにさらわれて、カエルみてぇな醜い顔面の息子の嫁にされそうになる

→善良な猟師の皮を被ったレイパーにたぶらかされて、肉便器にされそうになる

全盲のフリをしたサディストに騙されて、暴力と凌辱を加えられそうになる

→花の国のクソアホバカ王子に見初められて、無理やりお后さまにされそうになる

…とまあ、ピンチには事欠かないおやゆびなんだけど、なぜか全ての場面でエロが始まりそうで始まらない

ナンデェ…??

これエロゲーじゃなかったの…??

選択肢の選び方が悪いのだろうか…一応、不正解っぽいものもセーブアンドロードで選んで事の成り行きをチェックしていたんだけど…

うーん、組み合わせとかもあるのかな…それとも、幼少期の選択肢も関係してくるのだろうか…

 

というか、チョロすぎるよおやゆび!

知らない人についてっちゃダメでしょ!

好きでもない男にハメられながら性奴隷として暮らすのと、森の獣に生きたまま食い散らかされるののどっちがいいかなんて究極の二択にも程があるけど、それはそれとしてもうちょい危機感ってものを抱きなさい!

ああもう、この娘の将来が心配になってくるわ…まるでオカンのような心情で見守っている自分がいる…

あの森…ちょっと掃除(意味深)した方がええやろ…

 

全然シーン回想が回収できないまま、一周目が終わろうとしている…

二周目はダメダメな選択肢ばかり選んでみようかな