お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

隣りの家の芝は蒼く見えるって あの日の君もそんな風に言ってたね

甲児くんとカイザーさんの365日

1/6『仕事始め』

 

盆暮れ正月等、長期休み明けの出勤前には、いつもより念入りにカイザーさんを摂取してから家を出る甲児くん

今朝も例に漏れず、存分にカイザーさんの放熱板の辺りを猫吸いの要領で吸った

本当はちょびっとだけ仕事なんて辞めて朝から晩までカイザーさんと一緒にいたい気持ちもなくはないけど、そうしたら人としてダメになってしまうとわかっている甲児くん

それを聞いたカイザーさんが「そんなことないと思うけど…もしも甲児くんがダメになっちゃっても、わたしはずーっと甲児くんのこと大好きだし、傍にいるからね」と言うので、そういうところが俺をダメにするんだ…!と甲児くんは玄関で悶えに悶えた

 

 

 

Mの女王様

攻略完了

 

※ネタバレあり

 

 

 

やったね今年はハイペースでエロゲーの攻略が進んでるよ!

年間100本クリアが目標だけど、そのためには一ヶ月に10本前後のエロゲーをクリアしなくてはならないからね

さらに突き詰めると、一ヶ月10本てことは、大体3日に1本クリアする必要があるわけだ

…無理だろ

そんじょそこらの社会人より年間休日の多い職場で働いてるけど、それにしたって無理がある数字だわ

あぁ~仕事なんてしてる場合じゃねぇ~!

 

コホン

本題であるエロゲーの感想に戻ろうか

 

タイトルから察せられる通り、女王様気質だけどマゾなヒロインとSMに興じるゲーム…それがこの「Mの女王様」だ

主人公はSMというちょい特殊な趣味を持ってはいるものの、それ以外はそこら辺に生えてる一般ピーポーでしかな…かったはずなんだけど、そうやって大衆に紛れながらSMを愛でているというところに同族のにおいを嗅ぎつけられて、学園内で女王さまの異名をほしいままにしているヒロインに目を付けられ、自分のご主人さまになるよう強制されるのだ

だいぶ無理がある設定のような気がしなくもないが、女王さまがそう仰ってるからそうなのだ

 

ヒロイン紹介

 

 

Mの女王さまこと皆川いつきちゃん

泣く子も黙る学生自治会執行部部長にして、どうしようもない(自称)ドM

自分を慕っている後輩ちゃん(♀)が、自分の替えのパンツをオカズにオナニーしてても、余裕でスルーできるところに燦然と輝くカリスマ性を見た

破瓜の痛みですら気持ち良くなれる真正のマゾ

 

 

いつきちゃんを慕う後輩の倉田美奈ちゃん

執行部所属で、いつきちゃんのことを「お姉さま」と呼んでいる

いつきちゃん曰く「憧れと恋愛感情と取り違えている」そうだけど…十分ガチ勢に見える

潜在的なマゾの資質は、いつきちゃん以上かもしれないおそろしい子

 

そんな二人のドMヒロインと、SMプレイを通して交流を深め、徐々に親近感を超えた愛情を育んでいくハートフル緊縛ストーリー…

ではない

 

まず第一に、三人の関係は「性癖が一致していて後腐れなく肉欲とストレスの解消をし合える」という、非常にビジネスライクで共犯者的なものなのだ

 

 

最初から最後まで、それ以上でもそれ以下にもならない

セフレというか、小規模なヤリサーというか…ともかく、そんな感じ

エッチはするし仲間意識もあるけど、恋愛描写はこれっぽっちもないので、こっちも割り切ってプレイする必要がありそう

 

ついでに、緊縛はおろか拘束描写もほとんどない

主人公がSMの道に目覚めたきっかけが、中学の時に見たエロ本で縛られた女の人の芸術性により開眼した…だったにもかかわらず、だ

 

そもそもSMってものにそこまで造詣が深くないわたしがSMの何たるかを語るなんて、滑稽である以前にSの人にもMの人にも失礼であることは承知の上で言わせてもらいたいんだけど、エロゲーにおけるSMに求められているものって、緊縛と暴力的表現が大きなウェイトを占めている…と思ってるんだけど、どうだろうか

「縛り」はそれだけで一つのジャンルになっているし、素人目線だと、やはりSMの花形は鞭打ちや蝋燭、針やピアスによる肉体いじめといったハードプレイを想像しちゃうのよね

対して、この「Mの女王様」内で行われているプレイは、たとえば誰かに見られるかもしれない場所でのセックスや、ソフトな言葉責めなど、ジャンルで言えば「羞恥」や「露出」に値するものばかりだった

辱められることによって気持ち良くなれるというのは、それだけで立派なマゾヒストの素質だとは思うんだけど、その程度のプレイなら昔から純愛ゲーですらやってるわけで、わざわざSMをテーマにした作品で取り扱うほどのものなのか…という気持ちになる

「学生という立場」、「学校内というロケーション」等々、制約になる部分はもちろん多かったとは思うんだけど、最後までプレイしてみての印象は「気高きマゾヒストの女王様」ではなく「露出癖のある変態ヒロイン」だったかな…

主人公の影が薄すぎて、いつきちゃんが何を思ってこんなやつをご主人さま認定し、処女まで捧げたのかわからんままだったし、ご主人さまとしての魅力を感じられなかったのも、辛口評価に繋がってる

素晴らしきご主人さまに出会った日には、我々プレイヤーも気が付けばメス豚になっている…そういうものだからな…

 

エロシーンはいつきちゃんが8、美奈ちゃんが7、3Pが5

 

 

三人の絡みが多かったところだけは、高評価

貧乳強気メガネっ娘百合ヒロインの美奈ちゃん…いい…

 

女の子をいじめてみたいけど、あんまり痛そうなのは無理…って人向け、だろうか

ソフトすぎて、SM入門に適しているかどうかすらよくわからんかった…

 

 

お次はe-エ・レ・キテルの「Silence 聖なる夜の鐘の中で…」をプレイする予定…だったんだけど、インストールはできてもろくにプレイできなかったので、断念

なのでThat'sの「義母は転校生~淫らな寝取り日誌~」をプレイ中

攻略順は

さやか→奈菜

の予定