お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

探しモノを、忘れてしまった大切な何かを

11eyes RF②

ゆか編クリア

 

※ネタバレあり

 

 

 

一般的なエロゲーのファンディスクって、メインヒロインだった娘たちとのイチャイチャアフターだったり、本編ではサブヒロイン止まりだったけど人気が出てメインヒロインに昇格した娘のシナリオだったりと、後日談や外伝的な意味合いの短編ストーリーが複数収録されているってイメージは最初から持っていたけども、それにしたって短かった…

今プレイ中の賢久編がそれなりのボリュームがありそうなのも関係しているかもしれない…

いや、それにしてもあっさり終わってしまった気がする…

賢久は仲間だったけど同時に野郎キャラでもあったから、ぶっちゃけそこまで掘り下げられることなかったしなぁ

存在だけは語られていた妹だとか、父親殺しだとか、さらには影も形もなかった母親とか、ネタには困らんと思う

それにファンが見たかった、知りたかった内容だと思うし

それに比べるとゆかちゃんは…っていうのも酷い話だとは思うけど…

ぶっちゃけ、そこまで人気出なかったのか、なんで邪推してしまうレベルで短かった

わたしがそこまで刺さらんかっただけで、こんな風に考えてしまうのかもしれないけどね

だとしたら自分なかなかゲスいぞ

 

そもそもオープニングムービーからして、大半を美鈴ちゃんと禁書目録聖省の今昔使徒+操さんが占めていた時点でお察し感ある

美鈴ちゃん推しとしては鼻が高いと同時に、ちょっといたたまれない気もしてるけども…

というかインウィディア、というより謎のイレーネ推しに驚き

確かにかわいかったもんな

 

ゆかちゃんが万人受けしなかったんだろうか…とゲスい思考をしてしまう理由は、もう一つある

シナリオ中でゆかちゃんが、駆くんに向ける想いの在り方を反省してる場面があったのね

それって本編におけるゆかちゃんの根幹を成していたものだったと思うんだけど、それを自ら否定するってことは、そういうところが受けなかったからなのかな、なんて思ってしまって…

確かにゆかちゃんの想いは真っ直ぐじゃなかったけどね、それを踏まえて自分自身が変わっていくことを肯定的に描きたいと最初から考えていたのなら、本編中で決着をつけるべき内容だったと思ったんだよ

だもんで、なんだかちょっとネガティブな方向に思考が突っ走ってしまった…

 

けど、ファンディスクのおかげでわたしもゆかちゃんのことをもっと好きになれたし、未来へ向かって歩き出す若い恋人二人を応援したくなったよ

そういう意味では、成功だよね