お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

さよならはあなたから言った それなのに頬を濡らしてしまうの

魔法はあめいろ?⑫

環ルートその3

 

※ネタバレあり

 

 

 

雨降って地固まる、と申しますが…

まあ円満に終わりそうで何よりですな

 

しばらくは主人公がたまちゃんの誤解を解くために東奔西走する姿を見せられていたわけだけども、やはり作中で何度も繰り返されているように「伝えたいことは伝えないと伝わらない」わけよね

これは何ちゅーか…わたしにはすごく実感としてわかる

まあ方向性は180度とは言わずとも、90度ぐらい違うけど

 

10を言って100が伝わるってのが、人間関係の理想の姿だってのも理解はできるよ

でもそれって、言うまでもなく夢物語じゃないか、とも同時に思うのよね

脳みそにおいて人間が未だに使っていないとされる部分を将来的に使えるようになったとしてさ、それでテレパシー能力なんてシロモノを獲得できるようになったんならいざ知らず、何にも特殊なスキルなんて持っていないただの凡人、ずぶの素人がよ、頭の中で考えてること、心の中で思っていることの全部を相手にわかってもらおうだなんて傲慢が過ぎるのでは、と

例えばさ、仕事でもプライベートなことでも何でもいいけど、とにかく誰かに何かしてほしいことがあって、それをパーフェクトに完遂してほしいと思ったら、一から百まで徹頭徹尾を伝えた上でじゃないと、仮に失敗したとしても相手を責めるのはお門違いもいいところじゃないか、と

そりゃまあ明らかに異次元なミスをされてしまった、なんていう場合はノーカンでもいいと思うんですけどもね

「普通はそんなことしないよね??」って、自分にとっての「普通」なんて枠組みを他人にも強要しようとするするんなら、まずその「普通」とやらをきっちり教えてやれよ、とか思うわけよ

 

もう何の話になってきたかわかんねえけど、とにかく人間という言語を操る生物に生まれた以上は、意思疎通がしたければとにもかくにも言いたいことを言いまくるしかないと改めて思った!

以上だ!

 

そして、それをやり遂げた先生にブラボーを贈りたい

 

 

 

たまちゃんと主人公、二人にとっての愛すべき友人たちにも最大の感謝を…!

何でこの娘たちはこんなにいい娘たちなんだ…!

 

友達と好きな人が被った、なんて頭の先からしっぽの先まで青春が詰まってるような経験をしたことは残念ながらないんだけど、悔しいだとか何でわたしじゃないのだとか、そういうネガティブな感情だけじゃないのでは、と想像してみる

だって好きになった人がよ、自分の親友を好きになったんだとしたら、それって結構誇らしいことじゃない??

おっあの娘を選びますか~あんた見る目があんじゃん、みたいな

この三人の中では、きっと誰が主人公に選ばれたとしても、残った二人はきっとそんな風に感じるんだろうな、とすごい腑に落ちた場面だった

 

ハーレムルートを採用したスタッフさんには感謝しかないぜ、まったく