お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

ココロがこぼれだす 打ち寄せる波間に

ショコラ④

~さやかルート・6/20

 

※ネタバレあり

 

 

 

個別ルートに入ってからというもの、恐ろしい勢いで何もない日々が続いている…

一応、さやかちゃんと良い仲になったり、コスプレエッチをしたりと個別っぽいイベントはぼちぼち起こってはいるんだけど、ほとんどの時間がキッチンで働くさやかちゃんを眺めたり、店長室で何の面白みもない仕事をしたりといった無意味な行動に費やされているんだが??

欲を言えば一日一回、せめて二日に一回ぐらいは、どんなに短くてもいいから何らかのイベントを用意するべきではなかったのか…??

 

 

というのも、このショコラ、基本的にはマップ移動によってイベントを選択するというシステムになっているのだ

イベントが発生するキャラは一目でわかるようになっているし、カーソルを合わせると誰に関係する(=フラグが立つ)のかも説明されるようになっていて、攻略的には易しい仕様だと思うんだけど…

反面、ここでイベントに関係するキャラがいないということは、その日は何事もなく過ぎ去るということになるのね

それはあまりにも…寂しいといえば寂しい

ゲーム内の期間が三か月と長めだから、毎日何かしらの事件があってはボリュームが膨大になりかねないというのは理解できるんだけど、それでも個別ルートに入ったら、頑張ってほしいよねぇ

 

また、6月頭まで(香奈子ちゃんは五月の最終月曜日まで)はヒロインの同時攻略ができるので、全員とイイ感じになりながらも特定のヒロインを選んでしまえば後の女の子たちのことは綺麗さっぱり頭の中から忘れてしまうクソボケ主人公が出来上がってしまう…

 

 

美里ちゃんの告白シーンさぁ、わたし感動しちゃったんだよ!

この娘ほんとに純粋で、まっすぐで、直視できないくらい眩しくて、自分なんかにはもったいないと思うんだけど、それでも惹かれずにはいられないっていう、結構ガチな気持ちになっちゃったんだよ!

それなのに…主人公も同様に、美里ちゃんとのことを真面目に考えるって言ってたのに…今はもうさやかちゃんのことしか頭にねーじゃん!

いやまあ、さやかルートなんでそれが正しい姿ではあるんだけども!

悩むシーンも何も一切なく、美里ちゃんとの約束の場に行かなかったことを気にする風もなく、淡々と日常を再開してしまったというところが…なんかもう怖い…

システム上の弊害だってことはわかってるんだけど、それならもうちょっとイベント同士の繋ぎ目を考えてほしかったというか…少なくとも、好意を伝えてくれた美里ちゃんに対しては何らかのリアクションをした方がよかったのでは??

 

攻略可ヒロインの失恋イベントは大好物なんだけども、それは恋破れてボロボロになったヒロインの姿が見たいのではなく、叶わないとわかっていながらも勇気を出して立ち向かうひたむきな情熱と、自分の想いに自分の手でけりをつけて新しい道へと歩き出す強さを感じたいからなんだ

そうして自分も相手もいっぱい傷ついたからこそ、満を持してそのヒロインのルートに入ると結ばれた時の喜びが何十倍にも膨れ上がるわけよ

だから、こうして宙ぶらりんのままほっとかれると気持ちのやり場がなくて辛いんだが…