お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

閉じた扉 開く鍵は 誰の手に

ショコラ⑤

さやか、真子エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

厳密には、さやかノーマルとトゥルー、真子ノーマルを見たのよ

 

ノーマルエンドもそれはそれで幸せそう…もとい、しやわせそうでいいんじゃないかと思ったんだ、さやかエンドの時点では

 

真子ノーマルでの、まさかの主人公闇堕ち展開に草不可避!

 

 

真子ちゃんもちょいちょい暗部を見せつけてきやがる…とは思ったけど、予想以上に主人公が堕ちてておハーブだったわ

あれよね、光あるところには闇もあるのよね

真子ちゃんという強すぎる光に当てられて、主人公が抱えていた闇が一層深いものになってしまった的なことよね

なんつーか、真子ちゃんの闇は闇でも、外付けの闇って印象が強くてな

心の中に根付いてしゃーないんですわ! ってほどの強烈さはないと思う

その分、バブみを感じてオギャってた主人公の方がいろいろとアレだったわ…

 

真子ちゃんは母になってくれたかもしれなかった女性(真顔)

 

一方、さやかエンドは…

 

 

まるで五月の風のごとく爽やかな読み味でしたわ~!

それでいて空気でも掴んでいるかのような手応え~!

 

ま、良くも悪くも「こんなものかな」の範疇を超えてはくれなかった

おフランスでパティシエの修行をするのが、さやかちゃんの夢…

有名なコンテストで入賞したさやかちゃんに、おフランスにある製菓学校の理事長が直々にスカウトに来る…

悩むさやかちゃんと主人公、果たして二人は離れ離れになる痛みを受け入れてでも夢を追う道を選ぶのか…!

と、過程もオチも決まりきっているようなネタを、期待も予想も裏切ることなく、ついでにいえば可もなく不可もないノリでお出しされたって感じか

 

 

これはねぇ、まあどうにかして乗り越えなきゃならないさやかちゃんの弱さだったわけだからねぇ

どんな風にさやかちゃんを励ますか、勇気づけるかってのが主人公の見せ場ってもんだったんじゃないかと思うが…

なんかあっさり片付いたわね…

 

「両親に捨てられて施設育ち」ってのが、さやかちゃんの傷だったわけじゃん

自分はいらない子なんだ、誰からも必要とされてないんだ、ってのが、普段の彼女のおどおどとした、自信なさそうな態度に繋がっていたと思うんだけど…話を聞いている限りでは、施設や養父母との暮らしはそんなに悪いものじゃなさそうだったじゃんね

そこまで卑屈になるような家庭環境でもなさそうだったけどなぁ…むしろ、さやかちゃんの夢を応援してくれるようないい人たちだったのでは??

だからこそ、主人公がちょろっと本音を吐露しただけで前向きになれたのかもしれない…??

 

最終的に有名なパティシエールになったさやかちゃんと、やむにやまれぬ事情から彼女を施設に預けざるを得なかった両親との、感動の再会!

…みたいなのは、一切なかったわよ!

死別なのか…??