お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

約束のあの場所へ 羽ばたいてゆけ

月は東に日は西に

ちひろエンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

なかなかに爽やかなエンドでよかったで~

ちひろちゃんが一時的にでも未来に帰ってしまうのは既定路線として、現代に戻ってきた時の演出がオシャレだったわね

振り返ってみると、春夏秋冬を彼女と共に過ごしてきたんだなぁ…という実感がマシマシだったわ

 

…ふと気になったんだけどさ

未来で人間をぶっころしまくってる悪いウイルス…マルバスだっけ、その治療法を確立させるのがオペレーション・サンクチュアリの目的の一つだって言ってたよねぇ

んで、本人ルートでもちひろルートでも恭子先生が世紀の大発明をして、これで未来が救える万々歳ってなるわけだけど…

そのワクチンやら特効薬やらの作り方ってのは、現代にも残していくもんなのかね??

だって100年後の未来が大変なことになるってあらかじめわかってるんなら、せっかく開発できた治療法を失うわけにはいかないよねぇ

でも現代人からすれば、マルバスは未知のウイルス扱いになるわけで…そもそも「100年後に人類は滅亡する!」って言われたって「な、なんだってーΩΩΩ」って反応しかできないのが普通っしょ

それとも、未来で流行する病気への対処法が見つかった、となった時点で新しい世界線への分岐点が現れるんか…??

過去を改変して未来が変わるってのはタイムリープモノでは鉄板のイベントだけど、可能性としての未来を一つ救ったからといって別の未来への道が開かれるというのは…新しいような…??

…いや、ちひろちゃんや恭子先生みたいに未来人の視点で考えてみると、これも立派な過去改変になる、のかも

だって100年後の未来を基準に考えると、100年前の世界に時空間移動をした人間なんていないはずだもんな

…なんか頭がこんがらがってきたわ

後はSFに詳しい人に任せるとしよう…

そもそも、この辺はメインとは関係ないネタだろうし…

 

 

「未来はあなたを必要としているけど、現代に大切な人ができたあなたを帰還させるかどうか無理強いはできないから、後は自分で決めてほしい」ってのはずるい言い方だよな~なんて思ったけど、ちひろちゃんの立場になって考えてみると、結局はそれが自分のためになるのよね

どういうものであれ、誰かに強制されてやらされたことっていうのは、嫌になった時に他人に責任転嫁ができちゃうもの

あくまで自分が納得ずくでやってることなんだ、って思えるのが大事なんだな、って

どんなに辛く苦しいことでも、何か(もしくは誰か)のために選んだ道であるという事実は、最後の最後で折れそうな自分を奮い立たせるためのパワーになると思うんだ

恭子先生の性格なら、自分を悪者にしてでもちひろちゃんを連れ帰ることはできただろうけど、あくまでちひろちゃんの自主性を重んじたことは、大人として正解の対応だったよね

 

欲を言えば、死んだと思っていた妹との再会シーンや、その時の喜びをちひろちゃんの口から聞かせてほしかったけど、それはおまけシナリオに期待するとしよう

 

 

制服や私服は夏/冬仕様が用意されているのに、ちひろちゃんの体操服だけは頑なに半袖+ブルマだったな…

ブルマをなくすのは絶許だが、上はジャージを着てもいいのよ??