お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

終わりの芝居を ぎゅっとぎゅっと ホントに変える。

月は東に日は西に

結エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

まさかの超展開…と見せかけて、意表を突くようなどんでん返しにより物語は二転三転して、なかなかに読み応えがあったと思う

そのせいで焦点が定まらず、少し散漫な印象も受けたけども

 

 

結先生、実はロボ娘だった!?

 

かーらーの

 

 

わたしは実はロボ娘だと言ったな、あれは嘘だ

 

ΩΩΩ<な、なんだってー!?

 

もうね、こちとら情緒がしっちゃかめっちゃかになっちゃったわけですよ

結先生がロボ娘だというなら、そのミニマムさ加減にも説明がつ…くわけねぇだろ、責任者呼んでこいよ責任者をよ、どうせそいつどうしようもねぇロリコンだろ、二人でなら旨い酒が飲めそうじゃねぇか、いい店知ってるからさっそく繰り出そうぜ!

とまあ、夢と希望がいっぱい詰まった結先生のワンダフルボディについて桃色な想いを巡らせまくっていたのに、初エッチの余韻に浸る間もなくじわじわと背後から忍び寄るお辛い展開に胃を痛めるハメになり、そこに来て結先生がどうして自分がロボットだったと思い込むに至ったかについて語られて、最終的に五臓六腑が爆裂したわ

いやぁ…そりゃそうなるよね…

これまで結先生が見送ってきた…見送るしかなかった人たちのことを考えると、とてもじゃないけど正気じゃいられなかったと思う

特に結先生は人一倍優しいし、生真面目だし…背負い込むモノの量も重さも半端なかっただろうからなぁ…

その辺の詳細をご想像にお任せします、とした判断は正しい

そんなん事細かに描写されたらトラウマになるわ

 

しかしアレだな、玲さんがロボ娘なのは本当の話…なんだよね

時空転移装置が半ばオーパーツのような扱いを受けていたように、あれだけ完成度の高いロボ娘もまた量産は難しい存在だったんだろうか

仮に玲さんクラスのロボ娘が他にもいたのなら、時空転移装置の担当もロボ娘にすれば、結先生が苦しむ必要はなかったのでは…

でも玲さんには時空転移装置のメンテナンスはできないし、恭子先生みたいにワクチンを作ることも不可能だったから、学園の理事長をやってたわけで…

存外、融通は利かないものなのかも??

 

ワクチンも無事に完成して、100年後の未来が救われて、それで結先生の心の傷が全て癒えたかというとそうではないかもしれないけど…

結局のところ、立ち向かっていくしかないのよな

そして、それは愛し合う二人だからこそできることでもある

これからはたくさんの幸せが待ってるといいね!

 

さて…最後はいよいよ茉理ちゃんの番だな

今のところ、どの娘も100年後の未来とは無関係ではいられなかったけど、一人ぐらいはごくごく普通の青春を送ってもいいのでは、とも思う