お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

光のない空に散りばめられた 星屑の行方を辿るよ

思春期⑨

みあエンド~雪来ルート・10話

 

※ネタバレあり

 

 

 

血の繋がりなんかなくても家族にはなれる…

古今東西、いろんなメディアで言われてきたことでもあるし、実際にその通りだと頷ける説でもあるんだけど、逆に血が繋がってさえいればどんな形になったとしても家族だと言い切れるかというと、そんなこともないよなぁ、とも思うわけで

すずめちゃんが(心底からの発言ではないにせよ)主人公とみあちゃんを「裏切り者」と罵倒した気持ちも、わたしは実感として理解できる

自分語りなのでスルーしてもらっても全然構わないのだが、わたしには歳の近い弟がいてね、もう結婚して家を出てるんだわ

もちろんお嫁さんは我が家とは何の関わりもないよそから来た娘さんでさ、まあそれが当たり前だとは思うんだけど

わたしにとって弟は「弟」である以前に、もう別の「家族」という一個の個体として認識されているわけよ

今でも会えば普通に話もするし、ぎくしゃくするとか他人行儀になるとか、そういうのはないさ

けど…何だろうね、もう自分との繋がりが薄れてしまったというか、わたしが所属している家族の枠組みからは離れていってしまった、そんな気がしている

それが大人になる、家庭を持つってことと言われれば、それまでの話なんだけどね

 

 

だから、すずめちゃんがお兄ちゃんを遠くに感じてしまって寂しくなった気持ち、大いに理解できるぞ

…べ、別にブラコンの方向で共感してるわけじゃないんだからねっ!

 

 

で、みあちゃんも似たような不安を感じてて、それに対する神岐パパママの解答はパーフェクトに近かったわね

例え主人公とみあちゃんが結婚して、新しい家族という塊が誕生したとしても、今いる家族たちとの絆が断ち切れてしまうわけではない、と

それは他の娘たちにも言えることで、そのうちみんな素敵な人と出会って嫁いでいくことになったとしても、それで神岐の娘じゃなくなるのかと言えば、決してそうじゃない

彼と彼女らが作り出す家族は神岐家と繋がっていき、だんだん家族の輪が大きくなっていくんだ…と

そういう風に考えられるのって、本当に自分たちの家族が大好きなんだなぁと感じられて…なんか幸せな気分になれるね

わたしもそのくらい広い心を持ちたいものだが…未だに弟の嫁さんは異物にしか思えん

我ながら度量が小さいわ

 

結婚エンドで〆なかったのも良き

義妹との恋愛って最終的に妹が「妹」じゃなくなって決着となることが多いからさ

わからなくはないけど、ゆくゆくはそうなるとしても物語の結末まで妹でいてほしいと願ってしまうのが、我ら妹スキーの生態なのだ

 

さて…お次は妹たちの中でも長女的存在の雪来ちゃんのターンね

田舎から出てきたってこともあるんだろうけど、元々がそんなに人慣れしているタイプでもなさそうな彼女が、それでもちょっとずつみんなと打ち解けていく様は見ててほっこりできちゃう

 

 

こんな風に自然に笑えるようになってくれたなんて、何とも兄冥利に尽きるじゃないか

既に先の展開が読めつつあるけど、どんな風に今の彼女と恋をしていくのかは気になるところではある

 

エロゲー的に気になることと言えば、智恵理ちゃん、みあちゃんとお尻でいたすシーンがあったので、雪来ちゃんともあるのかどうか…さらに、二人と違ってお堅そうな雪来ちゃんをどう言いくるめてお尻でするのかにも、非常に興味がある!(鼻息荒く力説)