お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

君に出会えた奇跡を 喜ぶよ ほら少しは乗れるでしょ

甲児くんとカイザーさんの365日

1/11『ワンワンワン!』

 

カイザーさんはワンちゃんもネコちゃんも好きだけど、どちらかというとワンちゃん派

だって、帰宅してきた甲児くんを玄関で「お帰りなさい」と出迎えると(カイザーさんは甲児くんのバイクのエンジン音を聞き分けられる)、満面の笑みで飛びついてきて、その場でいっぱいチューしてくる甲児くんは…なんか大型犬っぽいから

大好きな飼い主さんのことベロベロ舐めまくってるワンちゃんの動画を見ながら、そうそう甲児くんもこんな感じなんだよね…と口には出さずにニコニコしちゃう、そんなカイザーさんのコーヒーブレイク

 

 

 

へんしん彼女②

人格統合エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

たぶん二種類あるうちの、一つ目のエンディングに到達!

はるかちゃんとハルカちゃんが混じり合い、幼少期のケンカ以前のはるかちゃんに戻って、よっしゃあああッハッピーエンドォオ!!

 

 

結局、わたしが好きだったはるかちゃんは…そして散々エッチなことしたハルカちゃんは、どこの誰だったんだ問題は解決した、はず

思っていたよりサイコスリラーな展開にはならなかったわ(そもそも勝手に心配していただけだし)

ただ、すんげえほのぼの展開ってことでもなく…新しい恐怖の種が撒かれたことには変わりない…気がする

 

ハルカちゃんたち衣装ごとの人格っていうのは、はるかちゃんの抑圧されてきた願望や欲望が形になったもの…だったのね

たとえば、スク水幼女なら、一人っ子でずっとお兄ちゃんがほしかった…そして主人公のことをお兄ちゃんと慕っていたはるかちゃんの心が

ナースお姉さんなら、将来は看護婦さんになりたい…それも主人公がナース服が好きだったから、というはるかちゃんの心が

そんな風に主立った願いや欲求が、コスプレ衣装を通して表に出てきたものが、ハルカちゃんたちというわけだ

 

…その程度のことで人格を分裂させていたら、これから先の社会の荒波の中を生き抜いていけるのか…??

逃避癖というものは一度ついたらなかなか抜け出せないもので、また嫌なことがあれば新しい人格を生み出しかねないメンタルの不安定さを感じる…

 

 

いやまあ、理解できなくはないよ??

わたしの共感力が低いだけってのも、わかってるよ??

 

それにしたってメンタル豆腐すぎんだろ…!

あと指輪は返してやりなよ、主人公パパにとっては愛した女性の形見なんだぞ…!?

借りパクを美談にしてはいけない(戒め)

 

はるかちゃんにとってのハルカちゃんってのは、クソ雑魚メンタルな自分に代わって、主人公への愛だの恋だのを代弁させる存在だったわけだ

はるかちゃん自身も、うっすらとそれはわかっていたというネタバラシが行われるんだけども…

てことは、突き詰めれば自作自演の線が濃厚なのでは…??

だって人格の交代劇が主人公の前でだけ行われてたってことは、無意識ではあったのかもしれないけど、はるかちゃんの制御下での出来事だったということではないのか??

うぅーん…なんだかなー…

ロマンもへったくれもない感想しか浮かばなくて、すまん…

でも新しいストレス源ができるたびに、その都度人格を分裂させる嫁さんとの暮らしは…わたしちょっとやだよ…

「ガワが同じだから中身は別人でも浮気にならんし、合法的にいろんな女の子とヤリまくれるぜウッヒョー!」と吹っ切れるほど自分は節操なしじゃなかったみたいで、ホッとした部分もあるにはあるけど

 

はるかちゃんとハルカちゃんが融合したら、新しいはるかちゃんが生まれて、従来の人格は消滅することになるのではないか…という懸念に対し、そもそもはるかちゃんとハルカちゃん、二人の要素を併せ持っていたのが本来のはるかちゃんだった、と足し算ではなく引き算で答えを出したところはよかったと思う

どちらも同じくらい好きになった、という主人公の優柔不断さに、平和的な解決が見出されたね

どちらも選べなかった挙句、どちらも失うことになったなんて、笑い話にもなりゃしないんで

 

それはそうと、ノーパンを誤魔化しきるのはさすがに無理がないか??

ハルカちゃんははるかちゃんに対して、どこまでの現実改変能力を有しているんだよ

こえーよ

 

さてと、んでは残りのエンディングを目指して、もうひと頑張りするかね

怪しい動きをしていた大久保とも友人止まりの関係でフィニッシュしたし…ここが進展されても困るんだが…