甲児くんとカイザーさんの365日
8/10『かき氷』
「安売りされてたから」と、カイザーさんがいろんな味のかき氷シロップを大量に購入してきた
炭酸水で割ってソーダにしてもおいしいし、まだまだ暑い日が続くから手回しのかき氷器も大活躍するだろうし、いい買い物したなぁ、と甲児くんもゴキゲンだ
甲児くんはブルーハワイ、カイザーさんはイチゴ味にした
家で作ると、好きなだけシロップをかけられて幸せ
二杯目をおかわりした甲児くん、ふと思いついて「やっぱり青くなってるか?」と舌を出してカイザーさんに見せる
「うん、ちょっぴり青いよぉ」とクスクス笑うカイザーさんが食べてるシロップたっぷりイチゴ味のかき氷を見て、「じゃあイチゴ味を食べたら赤くなるのか…てことは、その状態でベロチューしたら、混ざって紫になったりしてな!」と閃いた甲児くんに、しょんぼりしたカイザーさんが「試してみたいけど…わたし舌ないもんねぇ…」と肩を落とす
そりゃしょうがない、と腕を組んで頷いた甲児くんが「それはそれとしてチューしようぜ、チュー!」と飛びかかってきたので、いっぱいチュッチュした
かき氷のせいでちょっと冷えてた身体もポカポカあたたかくなってきたし、そのまま気分が乗ってきて一回戦が終わる頃にはポカポカ通り越して汗だくになった甲児くんだった
片付けるのを忘れていた氷は全部溶けてしまっていた…
DARCROWS⑤
エレーヌエンド
※ネタバレあり
めーっちゃ着地が美しいエンディングだった…
一口に男女間の愛といってもいろいろあるけれど、身も心も焼き尽くし焦がし尽くすような激しい愛を初めて知ったエレーヌさまが、主人公と共に生きるため、同じ罪を背負うために夫である王の首を鉈で切り落としたというだけでも壮絶なのに、その後、一緒に逃亡生活を送る中で子どもも授かり、エレーヌさまの祖国へ逃げ込んだ二人は幸せに暮らすけど、やがてカルネアの女王に見つかり、処刑されるところまで描いてくれて、余は満足じゃ…

ねえねえ、二人を発見したカルネアの女王さまって、やっぱりティアリス姫かユリーシャ姫かのどちらかなの??
わざわざ王じゃなくて女王って書いてる辺り、絶対そうだよねぇ??
ユリーシャ姫はたとえそれが国のトップとして必要な行いだとしても、そこまで過激なことはできなさそうだから、たぶんティアリス姫なんだろうなぁ…
王宮の腐敗を憂いつつも父親のことは嫌ってなかったみたいだし、なおかつ後妻のエレーヌさまのことはよく思ってなかったみたいだし、極めつけは主人公に惚れてただろうし…
これは役満ですわ!!!
二人の間に生まれた子どもの行方は知れないという最後の一文も、深みを与えている…
復讐の果てにあたたかな家庭と安らぎを得た主人公の子どもが、再び復讐の業火に飛び込んでいくのだと思うと…美しい~!
今度はエレーヌさまの実子と、養子(ティアリス姫だとしたら)とが殺し合うんか…素晴らしすぎる…
もうこのエンディングだけで続編が作れる…
やっぱり老舗のブランドは昔から地力が違うなぁ、と思わせてくれる良エンドだった
そしてやっぱりリゼルちゃんはお亡くなりになられた…
ズタボロになるまで犯されて、最後は首を絞められて殺された…
今わたしの心は、そのシーンが描かれなかったことにホッとする反面、エロゲーとしては描いてほしかった気もする矛盾に押し潰されそうになっている…
ごめんよリゼルちゃん…わたしなんかと関わり合いになったせいで…
せめて…せめて安らかに眠っておくれ…

彼女が主人公に与えた影響は、決して小さくなかったはずだと思いたい