お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

二人居れば 二人揃えば 言い合ってちょうどいいの

よつのは

衣織ルート

 

※ネタバレあり

 

 

 

ぽわぽわ~と砂糖菓子のように甘くてふんわりした雰囲気を纏っていて、喜怒哀楽をはっきりと表に出し、めまぐるしく変わる表情は見ているだけで楽しくて、耳に優しい草柳順子さんボイスで身体の芯から癒してくれる、そんな年上ヒロインが衣織ちゃんなのだ

 

 

一つ上のお姉さんなのに、スイッチが入って甘えんぼモードが発動すると主人公のことを「お兄ちゃん」と呼ぶんだぜ

年齢逆転妹…か

妹で白米が三杯食える自分としても、この矛盾に満ちた関係性は妹萌えという概念における新境地を切り拓いてくれたわ

 

でもそんな変てこりんな呼び方も、伊織ちゃんの境遇を考えるとすんなり受け入れられる…よね

あまり詳しい描写がないもんだから、細かいところまではわかんないけど…衣織ちゃんママは衣織ちゃんより仕事の方が大事だった、ってことはないんだろうな

衣織ちゃんがこれだけいい子に育ったのは、もちろんトモにいが尽力してくれたってのも大きいんだろう

でも、それ以上に母親の愛情ってのを信じられたから、というのが衣織ちゃんの健全な精神からは感じられるわけよ

だから、衣織ちゃんと衣織ちゃんママが離れて暮らすようになったのには、きっとどうしようもない理由があったんだろうな

とはいえ、そのことを納得済みとかどうとか関係なく、寂しいものは寂しいよねぇ~

わたしだっていい年して実家暮らしでさ、普段から家族のいる生活ってのに慣れちゃってるから、たまに一人で留守番してる時なんかは寂しいわよ!(何の話)

 

まあ、そういうわけで、根っこは筋金入りの甘えんぼガールな衣織ちゃんなんだけど、普段はお姉ちゃんぶってるのよね

一人で姉と妹の役割を担っている…そう思うと、一粒で二度おいしいな、この娘…

 

さて、そんな衣織ちゃんとの大事な思い出を振り返り、無事に結ばれてハッピーエンド…と思いきや、もうひとつのよつのは、なるエピソードが始まったのよ

これは…どういう位置付けのシナリオになるんだ??

衣織ちゃんが主人公たちとの再会前に、第三者から母親の遺した借金をトモにいが肩代わりしてくれたことを知らされた…という設定で始まったんだけど、アナザーストーリーみたいなもの、ってコト??

 

 

衣織ちゃんのお姉さんレベルが一段と…どころか、普段の彼女より二段も三段も上のように振る舞う姿は、どこか痛々しささえ伴っているなぁ

ま、でも衣織ちゃんの立場からすれば、何かしら贖罪の形を見せなければ、と思うのも無理はない

そのままの君でええんやで、と言われても、はいそうですか、とはいかんわなぁ…

ここは主人公の出番だ、かつての衣織ちゃんを取り戻せ!