お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

歌うことを純粋に 楽しんでた頃 答知るのが怖くて 歌に逃げていた

よつのは

衣織エンド~ののルート

 

※ネタバレあり

 

 

 

 

家族、か…

 

人によって考え方はいろいろあるんだろうけど、個人的に一番強いと思ってる人と人との繋がり方は家族だと思うのよね

その中でも特に強いのが親と子、その次が兄弟姉妹…と、まあ細分化はされるとしても、とにかく家族という集団こそが最も強固な関係性と言える、ってのがわたしの言い分なのよ

そこに血の繋がりは…あまり影響はないかな

実際、自分自身に血縁関係のない家族というものがいないから想像でしか語れない部分もあるけど、出自がどうあれ、その相手を自分が「家族だ」と認識することができれば、そこに何ら差異は生まれないんじゃないんだろうか

…でも、そんなわたしの中でも信用に値しないものがあって、それは家族だけど家族じゃない…夫婦ってものなんだけども…

それはこの際どうでもいい話

 

とにかく、特殊な境遇(あえて不幸とは言わん)で育ってきた主人公と衣織ちゃんにとって、家族というものに特別な思い入れがあったのだろうことは、とてもよくわかる

もし二人がお互いに家族という状態に安寧と信頼を見出していたのなら、それを逸脱することを怖がるのも無理はない話だなぁ、と

最終的に二人は姉と弟であることをやめて、新しく恋人として…そして夫婦として歩み始めることを決断した

それがいいことなのか悪いことなのかは、本当の本当に終わりが来るまではわからないものだと思うけど、それでもわたしは勇気ある若者たちの決断を祝福したいと思う

現実がクソであればあるほど、フィクションの世界は輝きを増すものなのだ

 

急に衣織ちゃんママとトモにいが結婚したのにはビビらされたけどね!

つーか、結局衣織ちゃんパパは何者なんだ…??

ママはトモにいのことがずっと好きだったのなら、どうしてトモにい以外の誰かと子作りしたんです…??

衣織ちゃんママが生きててよかった、とは素直に言えないモヤモヤ感…

 

そして衣織エンド後は自動的にののルートがスタート

 

 

ののちゃんは一つ年下の幼なじみ

トモにいと幼い主人公・衣織ちゃんたちの暮らしを献身的に支えてくれた、関西弁のお隣さんだ

頑張り屋さんで、家事全般が得意で、優しくて、真面目で、何かと世話を焼いてくれるチビッ子…

好きにならない方がおかしいよなぁ????

その献身は行きすぎてる気がしなくもないけど…まあ生来的に他人をお世話することで自分の存在意義を確立させるような人もいるにはいるんだろう

わたしは生まれついてのぐーたら人間だから、ののちゃんの生き甲斐を理解するのは難しい…

 


それにしても、佐藤ちゃんはかわいい顔してやることなすことえげつなさすぎるんじゃ

衣織アナザーで教え子相手に嫉妬心を抑えきれずに、トモにいの借金返済の手段について衣織ちゃんにバラした時には肝を冷やしたぞ…