～共通ルート・第二話
※ネタバレあり
右を見てもお嬢さまッ！
左を見てもお嬢さまッ！
この調子でいけば、上を見ても下を見てもお嬢さまなんじゃないか…！？
そんな地上の楽園が、今ここに顕現する…ッ！
一口に美少女と言っても、彼女たちは様々な属性を持つ…
まさに十人十色、千変万化、百花繚乱な乙女たちの中でも、特にわたしの心を掴んでやまない存在、それがお嬢さまなのであるッ！
お嬢さまを好きになったきっかけは？？と問われると、これといって思い当たる節はないのだが、それってつまり生まれた時から細胞レベルでお嬢さまへの愛が備わっていたのでは…？？
わたしは…生まれ変わったらお嬢さま学校の庭にある樹になりたい…
毎日毎日、キャッキャウフフと学校に通うお嬢さまたちを見守りたい…
月日を経る中で「伝説の樹」と呼ばれるようになり、その樹の下で告白をすると想いが叶うとかいう噂が囁かれるようになって、いくつもの百合カップルが誕生する様を間近で眺めていたい…
…はっ、いけない脱線してしまったわ
お嬢さまのことならいくらでも語れてしまうからな…自重しないと…
え～それではまず、ゲームのあらすじを軽く、ね
主人公は将来有望な水泳選手だったが、車に轢かれそうな子どもと女の子を庇って重傷を負い、全国大会への出場を断念せざるを得ない事態になってしまう
しかし、その時に助けた女の子が実は超お偉いさんの娘さんで、彼女が通うお嬢さま学園…「聖エトワール女学院」へ招待されることに
そこでは水泳に関する最新式の設備や、スポーツドクターによるリハビリなど専門的な治療も受けられるということで、もう一度夢への切符を手に入れることとなる
こうして学園内ではたった一人の男子学生である主人公と、お嬢さまたちの恋物語の幕が上がるのだった――！
では、次はヒロインの紹介ね
主人公に助けられたお嬢さま、静歌ちゃん
お嬢さまたちの中でも群を抜いてお嬢さまなもんで、周囲からは「姫さま」と呼ばれている超・お嬢さまだ
二度目の遭遇では全身から迸る高貴なお嬢さまオーラに圧倒されそうになったが、その実態は浮世離れしすぎているということもなく、普通の女の子と何ら変わらない感性を持っている
早くも主人公に惚れている様子…！？
主人公とは従姉の関係にあたるお嬢さま、久住ちゃん
彼女の実家は大企業とのことだが、主人公はただの平民なんだよなぁ…そういうもんなのか？？
星令会（生徒会のこと）の会長をやっており、人前では猫かぶり…というか、清楚で優雅なお嬢さまを装っているものの、何かあるとすぐにダメダメな部分が表に出そうになって、いつも親友の悠ちゃんに助けてもらっているようだ
従姉妹なら…結婚できるもんな！
芸能人とお嬢さまの二足の草鞋を履いたお嬢さま、雅ちゃん
テレビにも出ていたりする、いわゆる有名人なのだが、そのことを鼻にかけることもなく、庶民代表の主人公にも気さくに話しかけてくれるいい子なのだ
静歌ちゃんとは友人で、彼女のことをからかうような場面も時々見られるが、周囲への気配りも忘れない優しい子でもある
お姉さま～って呼びたくなるタイプ
お嬢さま学園に通う一般家庭出身のお嬢さま？・巴ちゃん
聖エトワール女学院は超がつくほどのお嬢さま校ではあるけれど、在籍する生徒の一割ほどは中流家庭の娘であるらしい
巴ちゃんもそんな一割に含まれるお嬢さまで、スポーツ特待生としてエトワールに招かれたという経緯があるそうな
自分の生活費は自分で稼ぐ、と日夜アルバイトと部活を掛け持ちしている頑張り屋さんだ
雅ちゃんとはお嬢さま校ならではの「お姉さまと妹」の関係らしい
以上の四人が、個別ルートが存在するお嬢さまたちだ
他にもクリア後の特典があるお嬢さまもいるので、そちらも楽しみにしながら、まずは雅ちゃんから攻略していくぞ
