お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

私 いつか 歌を 歌うことをね やめるわ!

パルフェリメイク⑪

里伽子バッド、ノーマルエンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

今、明かされる里伽子ちゃんの秘密と主人公の犯してきた罪…

果たしてその大きさに、クソ雑魚メンタルを誇る弱虫を通り越して弱い虫なオタクは耐えられるのだろうか!?

 

 

あっ…

 

 

あわわわわわ…

 

 

ウワアアアアアアアアア!!!

 

無事死亡

ご愁傷さまです

 

これの何が辛いって、主要な登場人物の中にはっきりとギルティな悪人がいないことなんだよなぁ

事の発端である放火魔が一番悪いのは確かなんだが、それは言っても始まらないお話だしなぁ

この、胸の内をグルグルと渦巻く行き場のないやるせなさ、もどかしさを思う存分ぶつけても問題ないような相手がいないってのが、事態のどうしようもなさを加速させているよね…

 

そりゃまあ行き過ぎな部分もあるにはあるだろうけど、主人公が家族を何よりも大事に思う気持ちを、悪だと断定することはできないでしょうよ

特に主人公の境遇を思えば、今ここにいる家族、もうここにはいない家族、そのどちらも大切にしていきたいという切なる祈りにも似た感情を否定することは、里伽子ちゃんにすらできなかったんだから

でも、里伽子ちゃんの言うことも最もなんだ

愛と憎は表裏一体…好きだからこそ、大好きだからこそ、主人公が自分にした仕打ちを許せないと思ってしまったって、仕方のないことなんだ

一番傍にいてほしい時に、あと少しだけ手を伸ばすことができなかった…それを里伽子ちゃんの弱さのせいにしてしまうのは、あまりにも乱暴な結論じゃないか…

…けど、心のどこかでそうわかっていたからこそ、里伽子ちゃんは今の今まで主人公のことを恨み切れずにいたのかもしれない

求めて、それでも選んでもらえなかったという事実があったのなら、もっと別の未来が二人には待っていたかもしれないのに…

恵麻お姉ちゃんを含めたこの三人による三角関係は、ちょっと凄まじすぎるぜ

 

というか…恵麻さんよ…

あなたは真実を知りながら、自分のルートでは主人公を里伽子ちゃんから奪ったのか…

女ってこえーなー(二回目)

 

バッドエンドでは主人公から仄かなヤンデレの波動を感じてゾクゾクした…

里伽子ちゃんからも、恵麻お姉ちゃんからも逃げ続けたその先に、一体何があるというのかしらねぇ…

まあ、それでも生きていかなくちゃいけないのが人間ってものだからねぇ

 

ノーマルエンドは…その名に反してトゥルーエンドのその先か、ってくらいの幸せが溢れていたね

里伽子ちゃん、動かないはずの左手で赤ちゃんを抱いていたけど、手術とリハビリ頑張ったんだなぁ、よかったなぁ

 

 

本当に、心の底からその人のことを想っているというのなら、その人が一番愛している人と幸せになってもらうのが、自分にとっても最良の結果なんじゃないんだろうか??

それとも、好きな人を独占したい、自分のものにしたい、他の誰にも渡したくない、と思えるような愛こそが、真実なんだろうか??

愛とは歪んだ呪いなのか??

いやいやそうじゃなくて、この世で最もきれいな感情なのか??

これもうわかんねぇな…