よつのは⑦
祭アナザーエンド~亜凛沙ルート
※ネタバレあり
やっぱり祭ちゃんがツンツンしていた理由は、三年間という長い長い時を経て、幼なじみ相手にも人見知りが発動していたせいなのか…
本当にそれ以上でも以下でもなかったんだな…でも気持ちは痛いほどわかる…
わたしも人見知りする方だからな~、なんか気後れしちゃうというか、遠慮しちゃうよな~
しかしアレよね、いくら編入先の学校がバラバラになって、しかも県外に出ていく子もいるって言ったって、今時はネットでいくらでも繋がれるじゃん
いくらよつのはが古い作品といっても、そんな昭和や平成初期に発売されたってわけじゃないんだから、当時も普通にインターネット環境はあったよねぇ
だから幼なじみたちが離れ離れになってから、ほとんど連絡も取らずに三年間を過ごしていた、っていうのがなんだか不思議に思えちゃうわ
一部、従姉弟や寮母さんの妨害があった、なんて釈明はあったけれども
特にのんちゃんや祭ちゃんのアナザーだと、別離の前に想いを確かめ合ってるわけじゃん
それなのに、一度も会いに行こうとしないってのもなぁ…どうなんだ??
そりゃまあ公共交通機関を利用するのだってお金はかかるけども??
むしろ学生という身分だからこそ、友人に会いに行くという大義名分を振りかざして親からカンパを募るという手段も取れるのでは??
とかなんとか、ごちゃごちゃと興ざめなことをあれこれ書いちゃったけど、会えない時間が愛を育てるように、一度お別れしているからこそ待つ姿のいじらしさを味わえるというもの…!
止めてくれハイクオソフト、その表現はオレに効く
なんでこういう日記調だったり手紙風だったりする表現方法は、涙腺を直撃でぶっ壊しにくるのか
いつの日か論理的に説明できるようになりたいが、今はまだ語彙の貧困さゆえに、ただただ「切なくなるから」としか言えぬ
タイムカプセルを隠そうと思いついたのは、山本先生じゃなくて祭ちゃんだったんだなぁ…
その理由が「少しでも長い時間、みんなといたいから」だなんて…
うぅ、泣けるやん…なんて健気な…
それなのに素直になれなくて、あんな風に憎まれ口を叩いてしまう不器用ささえ愛しく思えてきちゃうよね
祭ちゃん、ラスボスに相応しい「格」を備えたヒロインだったわ、天晴れ
主人公が例の暴言を吐かずに「そのポニテが結構好き」と伝えた世界線の祭ちゃんは、三年経ってもしっかり髪型を維持しているところも好き
何から何までトニカクカワイイ
さて、祭ちゃんがラスボスなら、亜凛沙ちゃんは裏ボスといったところか
思っていたより幼なじみ軍団とがっつり絡んでたんだなぁ…驚いた