お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

毎日が何かの冗談だって 追憶を描いていくんだよ

顔のない月

沙也加エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

え、え、え

これまた結局、惨劇は続くの確定やんけ~!!!

 

…って感じの、これまでに見た個別エンドの中では抜群に後味の悪い終わり方だった…

沙也加ちゃんは倉木家の中に咲く一輪の花だと思っていたのに…旧家という過酷な砂漠にひっそりと存在するオアシスのような娘だと信じていたのに…

それらすべてわたしが沙也加ちゃんに対して勝手に抱いていた幻想であるということを差し引いても、なんだか救われない結末だったなぁ

 

まあ、でもね、確かに何も解決してないもんな

ただ単に何もかも放り出して逃げただけなわけで、依然として倉木の山に棲む怨霊だとかいうアレも、由利子さんの中にいるアレもそのままなんだし、きっと手を替え品を替え儀式も続けられるんだろうし

恐らく千賀子ちゃんが由利子さんごとアレを始末したんだろう知美エンドと比べても、そのうち緩やかに詰んでいくことは決まってるようなもんだもんな

ハッピーエンドになるわけがない、か…

 

それにしても善治郎はクソオブクソ!

 

 

沙也加ちゃんの件に関しては、何もかんもこいつが悪いやんけ~!

そりゃ突き詰めれば善治郎のあかんところを暴いた倉木のしきたりが悪いのかもしれんが、例の「酒がその人をあかん人にするんじゃなくて、元々あかん人だってことを酒が暴く」っていう格言と一緒じゃんね!

沙也加ちゃん、かわいそうに…

 

 

バッドエンドでの主人公の選択は…間違っている、と言い切れない自分がいる~…

ただ、最終的に沙也加ちゃんが儀式の生贄にされてしまうっていうなら、あまりにも惨すぎる話なんだよなぁ

とはいえ、主人公にできることも少ないよね

沙也加エンドで五平から逃げ切れたのも奇跡のような話だろうし、一度絡め取られてしまったら、自力で倉木家から脱出するのは至難の業なんじゃないかと思う

どうやらいい人モードの巫女さんや鈴をくれた少女は主人公の味方をしてくれるみたいだけど、どうやったら助けてくれるのかはよくわからんし

とはいえ、辛い記憶を封印してくれる代わりに、ここで五平や当主の性奴隷として過ごすことが幸せなのかと聞かれると…そりゃ絶対にノーだよなぁ…

主人公は沙也加ちゃんのことを守ってあげる気満々だったけど、こいつだって次の儀式で死ぬかもしれん立場なわけだし…

どっちに転んでも悲惨なことになるなんて、沙也加ちゃんかわいそすぎない??

知美ルートの方でも、たぶん最終的には千賀子ちゃんの虐殺ショーに巻き込まれるんだろうしさぁ…

沙也加ちゃんの明日はどっちなのよ、マジで

 

しかし、こうなると断然、善治郎が行方不明になった件の詳細が知りたくなってきた

ただ単にぶっ殺しただけでは足りんだろ!