お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

あなたと共に戦えた時間 白と黒の大切な想い出

プリマ☆ステラ

巴エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

突然だが、わたしは漫画においてスポーツものというジャンルが好きなのである!

自分自身は中学校ではテニス部を途中で辞め帰宅部となったにもかかわらず(高校では文芸部だったし)、血と汗を流しながら努力する少年少女を見るのは大好きなのである!

好きという感情には明確な理屈も理由もないものが多いけど…強いて言うなら、やっぱり「自分にないものへの憧れ」というのが大部分のウェイトを占めているのだろうか

少年漫画におけるスポーツものでは、大半が学校のクラブ活動をテーマにしたものが多いと思うんだけど、競技内容が個人だろうが団体だろうが、とにかく部での活動をメインに描くなら…絶対いるよね、仲間ってやつが

仲間…それは友情よりも熱くて堅い何かで結ばれた同盟関係…

友達なんて最低限でいいわ、とか思っていたクッソひねくれ者のわたしでも、心のどこかではそんな風に同じ夢に向かって切磋琢磨し合える仲間の存在を求めていたのかもしれない…

けれど当時の自分は素直じゃなかったから、ついぞ手に入れることができなかった…

だから、この歳になってもこじらせているのかもしれないなぁ、なんて悲しき自己分析をしたところで、この話は終わりにしよう!

非生産的すぎる!

 

まあ何が言いたいかっていうと、巴ルートは最高だったってことだ…

 

 

一目惚れしたヒロインのシナリオが一番のお気に入りになるって、実はなかなかない体験だったりするんだが、そこがぴったりハマるとすんげぇ気持ちいいよね!

 

 

この「プリマ☆ステラ」という作品は、夢を追う主人公とそれを支えるヒロインたちという構図ではなく、ヒロインたちもまた叶えたい夢のために努力をする、という内容になっているのだけど、そこで主人公とヒロインが同じ夢を持つ、同じ方を向いて未来へ進む、というのは巴ルートだけの展開だったね

巴ちゃんはテニスで世界一になる、主人公はそんな巴ちゃんを一番近くで手伝う…

主人公が最初に掲げていて、エトワール行きの理由にもなった全国的な水泳選手になるという夢は消えてしまったけど、生きることが変化の連続となるのは当たり前のことだし、そもそも夢に貴賎などないのだから、愛した少女との関わりの中で新たな夢を得られたということは誇ってもいいことだと思う

エンディングもまさに二人が夢への第一歩を踏み出した、という感じですごく爽やか、かつ明るい未来を予感させて、とても素敵な終わり方だったなぁ

お気に入りヒロインのシナリオという下駄を無意識にはかせている部分はあるかもしれないが、個人的には最後に攻略して良かったと思えるくらい、満足のいく内容だった!

 

 

雅ちゃんの存在感が大きかったのもグッド

…そして、なぜ雅ルートで巴ちゃんの存在感が薄かったのかが、またしても残念になってくる…

お姉さまと妹という関係性も唯一無二のものだろ~??

 

さて、最後は秘密の小箱のえっちなシナリオを堪能するぞ!

ヒロインたちみんな魅力的だったからな、わっふるわっふるしちゃうな(死語)