静歌エンド~巴ルート・第六話
※ネタバレあり
嬉しい、楽しいだけが恋愛だけじゃない…
誰かを想うことで傷つき、苦しむこともある…
けれど、どんな困難を前にしても、大好きな人となら乗り越えることができる…
それこそが「真実の愛」、「本当の恋人」…か
さっすが海先輩!
いいこと言うぜ~!
惚れ直した!
もしわたしが主人公の立場で、エトワールでのお嬢さま方との出会いがなければ、海先輩と付き合っていたかもしれん…
なに、海先輩にも選ぶ権利はある…だと??
それはそう!!!(男泣き)
いやぁ、ほんとに陶山学園一のモテ男は言うことが違うねぇ~
誰のルートに進んでも主人公の理解者であり、味方でもいてくれる…
攻略とは関係なく、こういう存在がいてくれると安心感があるわぁ
お互いに進路を違えることになっても、主人公は海先輩との交流は一生続けていくべき
なかなかいないよ、ここまで親身になって支えてくれる他人って
というわけで、なんか知らんがこのままじゃダーリンに捨てられてしまうんじゃないかとビビりまくった静歌ちゃんが先走ってやらかしまくった結果、ラブラブだったはずの二人に破局の危機が訪れたものの、海先輩の尽力あってこれまでよりも固い絆で結ばれることになったのだった!
ほんと二人とも海先輩に足向けて寝られんわよ!
このシーンで主人公が何言ってんのかわからなかったわたしには、恋愛ゲーを楽しむ適正はないのかもしれん
いやだって、おまえがずっと追いかけてきた夢と静歌ちゃんとはそこまで関係ないやろ…
一切ないとは言わんけど…
主人公が水泳に打ち込んできたのは事故に遭うよりずっと前からの話で、確かに静歌ちゃんの協力のおかげでエトワールでのリハビリがうまくいったのは事実かもしれんけど、だからって静歌ちゃんのために夢を叶える、なんてことは一度たりとも口にしたことも思ったこともないやろがい
夢は夢、彼女は彼女…じゃないんか??
愛する人の声援で120%の力が出せた、というベタベタ手垢がつきまくったクソ熱い展開は大変に好みだけど、ここだけはちょっと理解できんかったわ
さてさて、最後はかわいらしい後輩の妹分、巴ちゃんの攻略に取り掛かりましょうね~
お嬢さまたち、揃いも揃って失恋耐性が高すぎない…!?
処女を捧げても惜しくないほど愛した殿方が自分とは違う女の子を選んだ時、みんなしてすっぱりと身を引くというのは…
うーん、そんなところにも名家のお嬢さまとしてのプライドと気品を感じるわ
陰では泣いているのかもしれないけど、そういう姿をおくびにも見せないってのはさすがだわ
決して愛した人の重荷にはならないっていう覚悟ガンギマリモードなのね