お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

翼が折れ 片足がもげ それでも飛び続けた

翠の海⑫

コンプリート!

 

※ネタバレあり

 

 

 

翠の海に沈んだ楽園で、傷ついた少年少女たちと交流する日々も終わったぜ…

総合的な感想を述べるぜ…

毒にも薬にもならん内容だったぜ…

虚無ってほどじゃないけど、何かこう、鮮烈に心に残るようなものはなかったというか

これまでプレイしてきたゲームと、これからプレイするだろうゲームの中に埋もれて、特に思い出すこともないだろう的な

 

館モノっていうか、箱庭系の設定自体は良かったんだけどな~

もっといろいろ調理の仕方があったよな~

人の目に付かない森の奥にある静かな屋敷というロケーションなんて、それなりに年齢相応の性欲と狂気適性のある飢えた野獣が一匹放り込まれるだけで、めくるめく凌辱エロゲワールドが一気に繰り広げられるだろうなぁ…

なんか女の子の比率がやたら高いし…

いくらみちるちゃんや紡ちゃんが治安維持のために不適合者を殺してるっても、所詮は戦闘訓練を積んだわけでもないか弱い少女、同年代以上の男性に敵うとは思わん

 

さて…

みちるちゃんルートの感想だけど

 

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自分が殺人者であることへの葛藤はともかく、そうまでして守りたかった楽園を捨てて外の世界へ行くことに対する葛藤はそんなでもないというのが拍子抜けだった

ここから出たいって気持ちはずっと抱えてて、でも無理なんだっていう思いの締め付けが強すぎて、それが余計に楽園に固執する理由になってたんだろうか

 

あとは以前の感想記事にも書いた通り、何もかもがあっさりうまく片付きすぎて、なんだかな~って感じ

双子経由で外に出る場合、それだけ瑠璃垣家のパワーが半端ないんだろうってことで力技でも納得はさせられたけど、そうじゃないなら、そもそもの大前提である「ここから外には出られない」という設定自体が何だったのってなった

 

長くなりそうなので、システム周り等の細かい感想はまた次の記事にする