ふたりでひとつの恋心③
りこ攻略中
※ネタバレあり
攻略中…といっても、後はりこちゃんの父親が失踪した理由を聞いて、エッチして、ハッピーエンドぐらいじゃなかろうか
思い出のマドレーヌは上手に作れるようになったわけだしね
りこちゃんは、主人公が母親の下を離れて父親と暮らしていた頃、喫茶店の二階を間借りしていたんだけども、そこのオーナーの娘さん
主人公のことを「おにーちゃん」と呼んで慕ってくれる、かわいい娘だ
おにーちゃんのことも、
おとーさんのマドレーヌも、全部りこちゃんが「こうなってほしい」と望んだだけじゃなく、そうなるように自ら行動した結果のことなんだよね
いつかおにーちゃんに振り向いてほしい、おとーさんとおかーさんとまた三人で暮らしたい…これはきっとどのルートのりこちゃんの心にもある願いだと思うんだけど、双子と蓮ルートのりこちゃんは望むだけで実際に何かすることはなかった
結局、その差なんだと思うわ
まあこれはどのエロゲーの、どのヒロインのルートにも当てはまる話だとは思うけどね
選択するのは主人公であり、プレイヤーである
けれど彼女たちが本当に手に入れたい未来を引き寄せるのは、彼女たちの頑張り次第なんだよね
プレイヤーと主人公にできることは、幸せを掴もうとしゃにむに頑張るヒロインたちを見守り、応援することだけなんだ
…ということを、切実に感じるルートだった
もう終わったかのような言い方になっちゃうけど、ここから大きく話が動いてまさかの超展開になるようなことはないだろうからね~
りこルートでは、主人公と母親の和解はないのかな…
とはいえ、蓮ルートでも何かがあってお母さまに慈愛の心が芽生えたのではなく、元々あったものがたまたま表に出てきて主人公にも伝わってだけのことだから、きっと時間さえあればこの親子は分かり合えると思う
いつか、辛かった思い出も笑って話せる日が来るだろう
家族が不仲なまま終わるのは、見ていて切ないものがある…
それにしても
夜中にプレイしているときに、おいしそうなマドレーヌの話ばかりするのは完璧な飯テロだよ!
ふたひとも飯テロゲーに認定してやる…
ビタスマのたこ焼きと、くるクルのお蕎麦に続く、ふたひとのマドレーヌだ!
優雅に紅茶とマドレーヌを楽しみながらプレイすることを推奨する!