ふたりでひとつの恋心②
蓮ルートクリア
※ネタバレあり
一人目のヒロイン、蓮ちゃん攻略完了
大泣きすることはなかったけど、じんわりと感動が胸に染み渡るような、ちょっといい話だった
輪廻転生だとか、来世だとか、生まれ変わりだとか、日本人の宗教観にはいろいろあるけどさ
わたしはやっぱり、自分の人生ってのは今生一度きりだと思うのよ
だから、他人に迷惑をかけない範囲内で、やりたいことはやるべきだと思う
悔いのない生き方…っていうのかな
「これでよかったんだ」っていくら言い聞かせても、結局のところ、自分を騙しきることはできないと思うんだよね
騙すのも自分だし、騙そうとするのも自分だから、どっかでは絶対に嘘ってことがわかりきった状態なんだもん
だからこそ、後悔しないように日々を生きるってことは難しいんだけど、同時にそれだけ価値のあることだと思うんだよなぁ
お父さまと和解できてよかった…
もしも蓮ちゃんがお父さまの真意を知ることなく、二人が平行線のまま永遠の別れを迎えたとしたら、彼女は一生救われることはなかったんじゃないか
いつか、何らかの方法で父の愛を知ることがあったとしても、本人の口から聞くのとそうじゃないのとでは、埋めようがないほどの差があると思うんだよね
そこに至るまでの間、蓮ちゃんはいろんなものを犠牲にしたり、無駄にすることになったかもしれないし
この状態を作るまで奮闘した主人公のガッツはすげぇものがある
だからって自ら病気になろうとすんのはやりすぎだけども!
…やりすぎだけども、そうまでしても役に立ちたいと思える相手がいるっていうのは、幸せなことなんだろうな、羨ましいな
自分はどうなっても構わないから、大切な人のために何かしたいって心から思える瞬間ってのは、きっと何物にも代えがたいくらいに幸福なんだろうな、と思うよ
わたしにはそういう経験がないから、こういうシーンは第三者の目線で見ちゃう
フィクションの壁を乗り越えて没入できるくらい、感情移入できる日が来るのだろうか
主人公とお母さんも歩み寄ることができて、よかったわ
蓮ルートには家族の関係ってのもテーマとしてあるのかもね
「ちー」のことについて、千尋ちゃんが少し語ってくれたけど、あれだけではまだ真実には届かないなぁ
三つ子路線がちょっと濃くなった…ぐらい??
もしかして、主人公が約束の時間に間に合わなかったあの日、川で溺れて死んじゃったとか…ないよなぁ、ハハ…
もしそうならすごいヘコむんだけど
何にせよ、不穏な感じしかしない…
続いては父親と暮らしていた頃の同居人、りこちゃんを攻略するぞ
カレーの件は…誰が悪いわけでもない、不幸な話だった…