お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

この世界は ちょっと 冷たくて 誰も 僕なんか見てなくて

ABANDONER⑤

ヒルダエンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

あ…っ

個別ルートがほぼないタイプのエロゲーでしたか…!

というか、chapter2とchapter3のテキスト量の差がえげつないな…!

やたらと長かったchapter2に対して、随分とあっさり終わってしまったchapter3…

バランスはこれでええのんか??

 

という感じで、ヒルダルート(ルートというほどのものでもない)を読み終えた

chapter3では一切出番がなかったヒルダお嬢さんだったが、エンディングでちょこっと登場して一緒に兄貴のお墓参りをして終わり

恋仲になったかどうかすら定かじゃねぇ…そういうノリの作品ではないにしたって、ギャルゲーという体裁を取っている以上は二人の関係というものもきっちり描くべきだと思うのよ

紳士淑女の皆さまはどうお思いになって??

 

そんでさぁ、それよりも問題なのはさぁ、アントニーオのあれ…何!?

あんな雑にお別れさせちゃう!?

「もう誰も俺の目の前からいなくならないでくれ」からの、当の本人はさよならすら言わずに急に出て行っちゃってそれっきりとかさ、そんなのってある!?

解せんわぁ…ゲイリーのことがショックだったのはわかるけど、普段のアントニーオを見てると、それだけでボスへの忠義と信頼が揺らぐとは思えないんだけどなぁ…

ちゅーか、マジでゲイリーの死だけが出奔の理由だとすると、そんな豆腐メンタルでよくこれまでマフィアの準構成員なんてやってられたわね…

そりゃまあアントニーオには足を洗ってもらいたかったのは事実だけどもね??

裏の世界なんて似合わないんだから、こじんまりとした自分の店でも構えてね、細々とでも経営していきゃいいのよ

でもアントニーオは人がいいから、悪徳業者とかに騙されて不要な借金を背負ったりしちゃいそうじゃん??

だから、ちゃんと信用できるような相棒を見つけて、これで万事うまくいくって安心させてほしかったのよ…

何なんだよもー、この消化不良感は!

あれだけ親身になって人の世話を焼いといて、恩返しをする暇もなくいなくなっちゃうなんて!

納得いかーん!

 

…このままじゃアントニーオの話題だけで目標の文字数に達してしまいそうだな…

かといって、このまま書き続けても文句しか出てこない気もするので、ここで終わっておくのが得策かと思わなくもないが…

とりあえず、さらっとネタバラシをしておくと、ブロワ研究所がエレナちゃんとウテルスジェムを使って行っていたのは、大戦時代に国が研究していた不老不死の軍隊を作るというもので、被験者はアバンドナーと呼ばれていたんだ!

ブロワと繋がっていたトリスタニアの軍人、リヒター大佐は自分が不老不死の恩恵にあやかろうと、ブロワを出し抜く画策をしていたんだ!

ヒルダちゃんの兄、アルベルトは密航船を装った軍の貨物船によって研究所へと運ばれ、アバンドナーに改造されていたんだ!

他者の生命を奪い続けてまで長生きするのは嫌だと急に悟ったアルベルトは、自分の運命を受け入れて静かに生涯を終えたんだ!

以上!