お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

かちり閉じる戸 胡桃のお城 こそり切り取れ 睫毛の後ろ

こっそり更新…!

ブログの機能として投稿時刻がいじれる以上、365日更新するなんてことには何の意味もないのかもしれないけど、これはもう他の誰でもない自分だけの問題なので、あまり気にされないでいただきたい

とはいえ、こういうズルみたいな手法はもうしたくないとも思うわね

自分との戦いは続く…!

 

ここしばらく仕事が忙しくてプリステが進められていないので、ちょっとした雑談を

にゃんことエロゲーに次ぐ、わたしの第三の趣味「オカルト」について

 

結構怖いと評判のホラー小説を二冊ほど読んだのね

出張先に向かう新幹線の中で「今夜は一人でホテル泊なのに、お風呂入れなくなったらどうしよう…」なんて心配しながらも、めちゃくちゃ面白くて読むのを止められなかったのさ

んで、その感想が、そう、めちゃくちゃ面白かったのよ

でも世間で評価されているほどに、怖いとは感じなかった

おかげでちゃんとお風呂も入れたし、夜中にトイレも行けたし、もちろん朝までぐっすり快眠だったわけだ

 

怪談ってさ、やっぱり相性があるよね

わたしもオカルト好きの端くれとして、ネットで怖い話を読んだり調べたりするのが好きなんだけど、そうやって不特定多数の個人が書いた文章よりも、ちゃんと出版社を通して発表された作品の方がしっかりしてるのは当たり前なわけで、そういうところも含めて、久しぶりに読んだホラー小説二冊を「面白い」と感じたんだろうな、と冷静に自己分析してみた

そのせいなんだろうか

どちらも似たような系統の話で、まったくの別件だと思っていた怪現象が、読み進めていくうちに点と点が線で繋がっていくように怪異の関連性が見えてくる…といったシナリオなんだけども、感想として「うおおおお怖えぇ…」よりも「ほほ~よくできてるなぁ」って気持ちが勝っちゃうのよね

ラストは現実がフィクションに浸食されていく薄気味悪さを感じて終わり…のはずが、最後まで「こりゃすごい、感動的だ」となってしまった

それに比べると、ネットで読める怖い話って大半が素人の書いた文章でしょ

粗削りで、描写不足で、中にはネタにしか思えないような超展開を堂々と繰り広げていたりもするけど、中には本気でゾッとするようなお話が紛れ込んでいたりするのよね

不足している表現を補うために、自分の中でどんどんと想像と妄想が膨らんでいくせいなのか…

もちろんそれもあるだろうけど、自分自身の想像力って限界があるじゃない

限界を超えた先の恐怖を味わうためには、やっぱり他人の力を借りる必要があると思う

もしも「おれのかんがえたさいきょうのおばけ」が一番怖いって人がいたなら、是非ともクリエイターとなってJホラー界を盛り上げてほしい

さておき、そういうわけでネットで拾える話から得る恐怖感って、もっと根源的なものなんだと思うんだよな~

理屈じゃない、でもとにかく本能が拒否してる、そんな感じの怖さとでもいうのかね

それが「相性」だと思う

 

霊的な存在の定番として「波長が合う」と見える、みたいなことをよく言われてるじゃんか

それも一種の「相性」だと思うんだよね

同じ時間、同じ場所にいながら、霊体験をする人としない人がいる、それはわたしにとってとてもリアルに感じられる

たまたま今回読んだ二冊の小説とわたしは相性が悪かったのかな、いやでもめちゃくちゃ面白かったのは事実だから悪くはなかったと思いたい

そんな風に考えてみると、そもそも怖い話というもの自体が霊的なものに思えてくるよね

 

余談だけど、わたしは死後は魂もクソもなく無になる派なので、幽霊の存在というのはあんまり信じてない

だけど頭から否定する気もなくて、いなくもないんじゃないかな~、というふんわりしたスタンスでいる

あと、オカルトはオカルトでもUMAとか不思議な現象の方が好きだから!

オバケとか超怖いじゃん!