お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

回る 銀が 黒を 刻む 探るカーブ 風がたたく

この季節になるとやってくる、黒いアレに関する話

 

(別にそういうんじゃないけど、苦手な人はスルーしてね!)

 

何を隠そう、わたしはアレが大の苦手なのである

以前アレがトイレットペーパーの裏に潜んでいることに気付かず、勢いよくクルクル回した瞬間ポトッと落ちてきて、アメリカのパニックホラー映画もかくやという見事な悲鳴を上げてしまったものである

本当に恐怖した時には声なんて出ない、という意見もあるが、必ずしもそうではないということを実感として得られた貴重な体験だった…

 

まあとにかく、ガチのマジでわたしにとっては天敵なのよ

あのフォルム、あの動き、あの色…すべてが身体を芯から凍らせるほどに怖い…

特に何が嫌って、やっぱり飛ぶところよね

離れていても、障害物を隔てていたとしても、向こうがその気になったら一瞬で距離を詰めてくるのよ??

まったくもって油断ならない相手なんだわ

あとはやっぱり…サイズだろうか

アレがアリとか蚊ぐらいの大きさなら、そこまでおぞましくないと思うの

それなら例え不意に遭遇したとしても、ああまたアレが出る季節か~そりゃ暑くなったわけだ~、とか、ぽややんとした感想を浮かべる程度で済むと思うのよ

でも、あの大きさは…ない、ないわー

 

というわけで、よそのご家庭と同じく我が家でもサーチアンドデストロイの精神で臨むわけだが…

正直、胸が痛まんこともないわけだ

だってアレはキモいってだけで殺されるんだよ

何も悪いことなんてしてないのに

ましてや食べるためでもない

ただただ存在自体を否定されるためだけに抹殺されてしまうわけだ

それってちょっと…いやいや、かなりかわいそうな話だなぁ、とも思うわけ

下手人のくせして何言ってんだ、と思われても仕方ないことなんだけど、こっちとしてもできることなら穏便に物事を運びたいってのが本音なのよ

そりゃアレを好きになることは絶対にないと断言できる

でも地球上から抹消したいほどに憎んでるかと聞かれると、それについてははっきりノーと言える

別に視界にさえ入らなければ、家の片隅でひっそり生きてもらう分には全然問題ない…と常々思っているんだけど、なぜか奴らは光の下に現れちゃうのよねぇ…

出会ってしまったら…もうやるしかないじゃん??

寝込みを襲われようもんなら、ショック死しそうな案件だし

それでも、いつもアレを始末するたび「出てこなければやられなかったのに!」ってセリフが頭の中をループする…

 

アレとの終わらない闘争はいつまで続くのだろうか??

今年もそんなことを考えながら、無益な殺生を繰り返すのだった

どうしてこんなことをブログに書こうと思ったのか

もしかすると、これは懺悔のつもりなのかもしれない…