甲児くんとカイザーさんの365日
3/1『言葉遣い』
午後からデートする予定を立てたので、午前中はお布団の上でひたすらイチャイチャゴロゴロしてたら、甲児くんのスマホに着信が
液晶に表示された名前はZのもので、なんだろ…と思いながら出てみると『甲児くん、暇しとるか~?』と、なんとも暢気な声が
「嫁とイチャイチャするのに忙しい」と返せば『ほな暇なんやな、ちょっと妹に代わってみ』と言うので、マジで何なんだ…と思いつつ、言われた通りにカイザーさんにスマホを渡す
カイザーさんもよくわからないながら電話に出て「もしもし? お兄ちゃん?」と、しばらくやり取りが続く
兄妹間の話を盗み聞きするのも悪いよなぁ…と思うものの、なんとなく気になるし、カイザーも不都合があれば席を外すだろう…と思って、そのままの姿勢でいると、だんだん会話の雲行きが怪しくなってきた感じ…??
明らかに困惑してる雰囲気のカイザーさんが「も~、そんなことくらいわかってるもん」だとか「お兄ちゃんに言われなくても、ちゃんとやってるもん」だとか、甲児くんの前では滅多にしない末っ子特有の甘えが入った口調になって、珍しいこともあるもんだな…と、お嫁さんの普段は見せない一面にちょっとドキドキしてしまう甲児くん
(いつものカイザーさんは、なるべく大人っぽい口調を心がけている←たまにボロが出る)
しきりに首を傾げるカイザーさんからスマホが返却されてきたので、通話を代わると『妹ってワイと話しよる時は子どもみたいな喋り方になるやろ。どや、かわいいと思わんか??』とのこと
やっぱりお前は俺の一番の親友だぜ…とスマホに向かって拝む甲児くんを、カイザーさんは不思議そうに眺めていた
DEVOTE2④
コンプリート
※ネタバレあり
こたつの誘惑だけでなく、押し寄せる睡魔の軍勢とも戦いながら、どうにかコンプリート
ちなみにこれは書き溜め分の記事だから、実際には2月中に終わらせたことになるんだぜ
頑張ったんだぜ
一応、個別エンドとハーレムエンドらしきものはあったけど、抜きゲーだし、エンディングの内容については、これといって語ることはない…かな
いつみらキス化するのか恐れながら完走した結果、最後までこれといった毒電波は感知せず
た、助かった…
いきなり急転直下のメタ発言なんか出てきた日には、ち×こが縮み上がって二度と元のサイズに戻らんのじゃないかと恐怖したわよ
攻略サイトを参考に、最も効率がいいだろうプレイスタイルを取ったわけだけど、そうなると主人公はヒロイン全員とエンドフラグを立てた上で、意中の娘のフラグ以外はへし折るor片っ端からへし折っていってハーレムルートに突入するという、どちらを選んでも鬼畜の所業を行うことになるのだ
この男…そのうち地獄に落ちそう…
処女膜さえ破らなけりゃ何してもいいって道理はどこにもねーんだぞ、と小一時間
DEVOTE2のエロシーンは調教という形態を取っているけど、主人公はどこにでもいるただのスケベな男子学生であり、調教にも美学やビジネスを一切持ち込まず、ただ知(痴)的好奇心の赴くままに、瑞々しい女体を貪りまくるのね
当然、彼に目的意識といったゴール地点なんてものはなく、調教対象の少女たちに対する責任感に関しても微塵も持ち合わせていない
プロの調教師たちには取引相手がおり、少女たちを一流の商品に仕立てるという仕事上の目標もある
それゆえ少女たちにも明確なゴールが用意されていて、調教を終えても彼女たちには行くべきところがある
でも、このDEVOTE2という作品は違う
主人公には、もしかすると自分がヒロインを調教しているという意識すらないかもしれず、そんな男に途中で放り出されてしまえば、ヒロインたちに行き場なんてない
彼女たちは中途半端に開発された被虐性を抱えたまま、一生を過ごすことになるのだ
客観的に見た場合、「はじめて」が意味を持つのは「はじめて」じゃなくなる直前までで、一度でも「はじめて」を経験してしまうと、もうそれはただの通過点になってしまうんだけど、主観的に見た場合の「はじめて」は、その後も強い影響を持ち続ける可能性があると思うのね
初めての性交、初めての調教、初めての男…
それらの「はじめて」が彼女たちに与えた影響は、決して小さなものではないはずで、それが将来的にどんなに歪んだ形で表れるかわかったもんじゃない…ってのは、続編というかスピンオフの「美術教師・涼子」で語られるんだけど、それはさておき
つまるところ、主人公がやったことは、たとえヒロインたちから求められたところからスタートしたとしても、悪行以外の何ものでもないんだなぁ…と思うとね、こいつには何が何でも地獄に落ちてもらわにゃならん…と思わざるを得ないのだわ
ポップなノリのライトな調教ゲーと思って油断すると、すぐこんな感じになるんだからもー
やっぱり何かあると思って接した方がいいブランドだわね
エロは各自23ずつ、それからハーレムが1
もうちょいハーレムに力を入れてほしかった気もする…というか、ヒロインみんなのご主人さまになって枯れるまでち×ぽを酷使することが主人公にとって最大の贖罪ではないかと思うので、ハーレムルートこそ断罪ルートとして機能してほしかったのよ
身体の反応はある意味で本能的なものだからコントロールするのは難しく、代わりに堕ちたかどうかを言葉で確かめるという方法はまあまあ斬新かと
調教の最後に主人公が彼女たちにエッチな発言を要求し、その要求を吞むかどうかで調教の進行段階がわかるってのは、結構ゾクゾクする仕組みだったわ
一部アニメもあるけど…うーん、これはなくてもよかったかも
一番いいキャラしてたと思うのは、従妹の乃絵里ちゃん
マゾいヒロインばかりの中で、攻めっ気を魅せてくれたところがよかった!
早く健康になって、あんなプレイやこんなプレイが楽しめるようになればいいねぇ
ここは関連ブランドも含めて、音楽がいいよね
EDが男性ボーカルのロックンロールな曲だったのは、さすがに驚いた…
え、この感じで…!?となるよね
無垢な美少女たちの人生を台無しにしたい、ろくでなしのご主人さま向けゲーム…ってところか??
スタンダードエディション版だと、下記の「美術教師・涼子」も遊べるから、今から購入する人はそちらをオススメ
お次は同じく13cmの「美術教師・涼子」をプレイ中
すんげえ短いから、一瞬で終わるわ