甲児くんとカイザーさんの365日
3/2『カップラーメン』
主夫力高めの旦那と、旦那の専属管理栄養士の奥さんとの愛の巣には、それでも一応インスタント食品が常備されている
以前、エッチの後に(ちょっと腹減ったな…)となった甲児くんのために、カイザーさんが「簡単なものでよければ作るよ~」とお出ししてくれたのが、オムライスだった
てっきりおにぎりとかお茶漬けとかTKGとかその辺だと思ってた甲児くんは、カイザーさんの愛の深さを実感しつつも、お互い腰が抜けちゃうくらいギシアンした後でこれは忍びねぇ…!となり、お湯さえ注げば後は勝手に出来上がってくれるカップラーメンを買い置きしておくことを決意したのだ
でも、お湯を入れて3分待つ間にチュッチュしたりなでなでしたりしてると、アレな気分が再燃して延長戦にもつれ込むこともしばしばなので、甲児くんは3回に1回の割合でのびのびになったラーメンを食べるはめになる
美術教師・涼子
コンプリート
※ネタバレあり
気になるあの子といけない放課後を過ごすラブエロ調教アドベンチャー「DEVOTE2」に登場する、美術部所属のツンデレ委員長・涼子ちゃんのその後を描いた短編スピンオフ作品…それがこの「美術教師・涼子」なのである!

そうか…涼子ちゃんは美術の先生になったんやなぁ…
あんまり面倒見がいい方でも、愛想がいい方でもなかったけど、うまくやれてるんだろうか…と思ったら、案の定、ちょっと?かなり?ヤバめな教師になってたわ
芸術方面で食べていくのは難しいだろうからねぇ…教師という手堅い職に就いたのかな…とか
好きなことを仕事にするって、それなりの覚悟がないと務まらないんじゃないかって気がするけど、それでも美術から離れなかったところを見ると、愛があるんだねぇ…とか
なんか世知辛いことを考えてしまうくらいには、アンニュイな雰囲気が漂うストーリーだったわ
紹介するほどのあらすじがある作品でもなかったけど、内容をざっくり説明するなら、前作主人公から受けた調教でドMに目覚めた涼子ちゃんは普通の恋愛ができない体質になってて、教え子にハードに責められる妄想をしながら、表向きはサディスティックに教え子をいじめちゃうという、倒錯した性生活を送っているのであった…的な
ちなみに前作主人公は、のうのうと幼なじみのみずほちゃんとゴールインした模様
何やってんだオメエエエエエ!!!
だから言ったじゃん、調教って軽々しくやっていいプレイじゃないんだって!!!
対象の今後の人生を背負う覚悟がなければ手を出しちゃいかんジャンルなんだって!!!
涼子ちゃんおかしくなっちゃってんじゃん!!!
どう責任取るつもりなんだ!?!?!?
まあ…四種類あるエンディングのうち、それなりハッピーエンドかな…と思えなくもないものもあったので、これからの涼子ちゃんは新主人公くんが面倒を見てくれるのかもしれないが…
それにしたって、やはり前作主人公は鬼畜よ、鬼畜
ヘタレの皮を被った大罪人よ
女の敵!
…でも、涼子ちゃんのマゾヒズムって主人公の調教によって植え付けられた後天的な性癖ではないと思うんだよね
彼女が持って生まれた業のような、先天的なものだと思う
そう考えると、主人公との一件があろうがなかろうが、そのうちどこかでマゾに目覚めていた気がしなくもない
遅かれ早かれ…ってやつだ
まあ、あくまで可能性ってやつだし、もしもの話なんて論じるだけ時間の無駄って考え方もあるしで、実際にやりやがった主人公こそが悪であることには変わりないしね

それにしても…雰囲気変わったね…
面影はあるけど、大人っぽくなったというよりは、老けたって印象だわ
だいぶメンタルにキテるんじゃないだろうか

間男でもあり、主人公(♂)に恋する純情少年でもある、ヤンキーの大槻くん
わたしでもコンプまでに2時間かからないくらいの短いシナリオだったけど、その内容を濃厚にしていたのは、間違いなく彼の功績がデカい
でも唐突なホモは腹筋に悪いよぉ!
シーン回想は全部で5つ
純愛路線は一つもないから、心してかかってほしい
涼子ちゃん推しにこそ勧めづらい問題作なのは、さすがとしか言えねぇ
ここまで負の信頼が寄せられるブランドもそうそうないのでは…??
たぶん単体では発売されてないはず
「裏番組」ってタイトル(自分は未購入)と、先述した「DEVOTE2」のスタンダードエディションに収録されてるから、遊びたければどっちかを買うこと
若かりし頃の涼子ちゃんも拝めるし、買うならやっぱり「DEVOTE2」じゃないか??
お次はMBS TRUTHの「灰被り姫の憂鬱」をプレイ中
パッケージに書かれている紹介分だけでわたしのハートを虜にしたような作品だけど、一体どこまで期待に応えてくれるか、楽しみだよ!
まだ攻略可能なヒロイン全員と会えてないから、攻略順は保留中