美少女万華鏡Ⅰ②
コンプリート!
※ネタバレあり
エッチシーンはキリエちゃんのみ15、エンディングは一つだけ
途中で選択肢は複数回あるものの、シーン分岐に影響するものは車を壊されたときにキリエちゃんを許すか許さないかのみ?
まあ、サクサクと終わった
お人形のようにかわいらしく、完成された美を持ちながらも、どこか冷たい作りものの印象を与えるようだったキリエちゃんが、先生との恋愛を通して温かみのある、血の通った表情や反応を見せるようになっていく流れは、王道の恋愛シミュレーションと言えなくもないのかもしれない
アルファベットでHの後にはIがあるように、レイプから始まる恋もあるのかも…
…いや、それはねぇよ!?
キリエちゃんは「300年生きてきた中で、こんな風に私を愛してくれる人はいなかった」って言ってたけど、絶対もっとマシな男との出会いはあったはずなんだよなぁ…
いかにして先生がロリコンの道に走ったかというバックグラウンドは語られたけど、それはそれとして、やっぱりこいつがヤベェやつなことに変わりはないと思うよ…
ただ…うん、そうね…ここまで強引にキリエちゃんを自分のものにしようとして不届き者は、先生が初めてだったのかもしれないな
心の底からこんな風に思えて、そしてそれを相手が受け入れてくれるというのは、素晴らしい関係なんだろう、うん
でもキリエちゃんはもっと男を見る目を磨いた方がいい、絶対に!
とか言いつつ、ラストシーンにはちょっと感動してしまった…
頑なにキスをしなかった理由は、キリエちゃんの感情がなかなか恋だの愛だのに傾かなかったってのもあるんだろうけど、この演出を特別なものにするためだったのね…って、深い感銘を受けてしまった…
その後のデレデレなキリエちゃんも踏まえると、末永くお幸せにと言うしかないじゃないかチクショウ!
次に、総合的な感想だが…
特筆すべきはやはり、キリエちゃんの類稀なる美しさ!
人外の中でも特にヴァンパイアという存在は、エルフに次いで美男美女と相場が決まっているようなものだけど、キリエちゃんもそのルールに外れることなく、むしろこれ以上ない美貌の持ち主だと言えるだろう
そこに説得力を持たせているのが、八宝備仁さんのスーパー画力だ!
前々から「美しい少女を描くお人だ…」と思ってはいたけれど、実際に原画を担当したエロゲーをプレイしてみると、その美麗すぎるタッチに圧倒されてしまった…
大人よりもあどけなく、子どもよりも艶めいた、少女という瞬間が持つ特有のきらめきを濃縮させたような筆致には、ロリコンげふんげふん少女愛好家じゃなくとも一度は唸らせられることだろう
難点といえば、システム周りか
クイックセーブもロードもなければ、スキップに未読/既読判定もない
00年代初期に発売されたゲームかこれは…とパッケージを二度見したわ
あと、何か時々急に音声やBGMがちっちゃくなったような…
SEはそのままだったから、うちのおんぼろPCのせいではない、はず
わかりやすくロリロリした絵柄・キャラ造形ではないけれど、三度の飯より美少女を愛する紳士淑女なら、死ぬ前に一度はプレイしてみてほしい…そんな作品だった
キリエさま、万歳!
次はChienの「よめはぴ~You Make Happy!~」をプレイしようと思う
ぼっちの前に現れた、5人のお嫁さん候補…ラブ米が豊作の予感だな!
攻略順は、
みつ→ありす→まりあ→ちゆる→なゆ
を予定している