華夏楼②
神楽ルート一周目
※ネタバレあり
ふぅんなるほど、攻略順が固定されているってのはこういう仕組みなのか…
ヒロインを選ぶような選択肢は特になく、スムーズに神楽ちゃんを調教する流れへと運ばれましたわ
またしても自由意志を無視され続ける主人公…なーにが「運命に翻弄されるのは~」だ、ケッ!
…おわかりの通り、とにかく主人公に対する好感度が低いゲームなのよ
まあ凌辱ゲーの主人公なんて、不快か痛快かのどちらかに針が振り切るようなキャラ造形して何ぼ、みたいなところはあると思うけど、この「華夏楼」の主人公は不快120%やね
そりゃあ気持ちはわからなくもないわよ
突然、両親を失うことになったんだからさ…寂しかっただろうし、悲しかっただろうよ
いくつになっても子どもは親に甘えたいものなんだから、いい年して…みたいなことは言わんさ
神楽ちゃんとの間にどういうやり取りがされていたかは想像するしかないけど、たぶん神楽ちゃんは主人公を甘やかすようなことはしなかっただろうしね
むしろ、頼れる男としての在り方を求めてきたんじゃないのかな
でーもーでーすーねー
それに応えようと思ったのは、それこそあんたの意思ってやつじゃないのか??
神楽ちゃんがそうしてほしいと望んでいたからって、その通りにする義理はあっても義務はないだろうがよえーっ
それにこれはあくまでわたしの意見で、古臭い時代錯誤な考え方だってことも十二分にわかった上で言わせてもらうけど、男は女の子を守って当然なのよ!
(凌辱ゲーをプレイしながら言うのもどうかと思うが)
一度自分で決めたことなんだったら、グダグダ言わずにやり通しなさいよぉー!
ふぅ…言いたいこと言って、ちょっとすっきりしたわ
そんな神楽ちゃんだけど…
主人公と静華さんの秘密のやり取りを耳にしてしまったために、とうとう静華さん直々に仕置きを受けることになってしまって、哀れ精神が壊れてしまうハメに…
いい子だったのに…神楽ちゃん…
主人公でさえなかなか辿り着けなかったこの華夏楼に、単身で乗り込んできたってだけでも見上げた根性だっていうのにさ、身体も心もズタボロにされながらも主人公のことを想い続けていた、そんな健気な娘が…どうしてこんな目に遭わされなきゃいけないのか…
凌辱シーンそのものよりも、その後の神楽ちゃんの気持ちを踏みにじる会話パートの方が痛々しかったわ
そして…静華さんは恐ろしい女性だな…
直前にプレイしていた「顔の無い月」で薄幸の未亡人・由利子さんにメロメロにされてしまったわたしは、似たようなヒロイン属性を持つ静華さんも何かのっぴきならない理由があって仕方なく悪の道に手を染めているというのなら、救いのあるエンドがあってもいいよなぁ…なんて甘いことを考えていたけれど、根っからの極悪人だというなら最後は破滅しか待っていなくともしゃーないのかもしれん
でも静華さん、あなたが地獄に落ちるというなら主人公も好きなだけ道連れにしてくれて構いませんからね…
…それはそうと静華さん、怪しいクスリを使って神楽ちゃんをここまで追い詰めたんなら、椿ちゃんやレナちゃんも回りくどい手は使わずヤク中の廃人にしてしまう、という手段もあるのでは??
それとも、性的に貶めるということ自体が重要なんだろうか…うーむ