お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

次から次へと休む間もなく キミはボクの中に入ってきて

華夏楼④

神楽エンド~椿ルート

 

※ネタバレあり

 

 

 

たとえそれが世間一般では凌辱と呼ばれるような行為でも、それを通じて神楽ちゃんと心を通い合わせることができたなら、例の惨劇を回避できるんだろうか…

と、一抹の虚しい希望を抱いてプレイしてみたものの、結局、椿ちゃんやレナちゃんらの身に降りかかる悲劇的な未来を変えることはできず

ただ、愛する人を神楽ちゃんがその手にかけるようなことにはならず(今思えば、正気と狂気の狭間を揺蕩っていた神楽ちゃんの精神にとどめを刺したのは、主人公殺害の一件だったのかもしれん)、我に返った主人公と共に故郷へと帰り、やがてその身に子を宿す…というエンディングになったわ

 

 

がむしゃらに「居場所」というものを求め続けるだけだった主人公が、神楽ちゃんと一緒に生まれてくる我が子のために「居場所」を作ろう、と考えられるようになったのは確かに成長なんだろう

人がアイデンティティを確立する上で、自分のいるべき場所を定めるというのは非常に重要なことなんだってのは、想像に難くないからね

主人公が不安に思っていた気持ちは、まあわかる

 

わかるけど、おめーはそんな被害者ヅラしていいような身分じゃねーからぁ!

確かに静華さんにいいように利用されただけのバカで勘違い野郎な田舎っぺかもしんないけど、それはそれとしておめーは最低最悪のクズだからぁ!

一瞬でも自分が華夏楼の主みたいな夢を見させられて調子こいてただけって言い訳したって、女の子をレイプしてる時のハイテンション具合がおめーの真実を物語ってるからぁ!

凶器に罪はない、それを使う人間にこそ罪はあるとは言うけれど、仮に包丁がノリノリで人を刺してたとしたら問題じゃろ…

 

よって、主人公はギルティな!

 

さて、お次は華夏楼で生まれ育った…のかどうかまではわからんが、どうも生粋の箱入り娘らしい椿お嬢さまのターンですわ

 

 

この娘チョロすぎて心配になるんだけど…

 

いいように考えれば、それだけ養父への片想いに疲れていた、ってことなのかもしれん

操を立てるとは言いながら、心のどこかでは既に聖一氏がこの世にいないことは理解していたようだし

頑なに「心に決めた人がいる」と言い続けていたのも、そうやって自分自身に言い聞かせていたのかもなぁ

…それよりも、単に男に対する免疫がなさすぎる、ってだけの可能性が濃厚だけどな…

そうじゃなきゃ、血が繋がってないにしても父親を好きになるなんて滅多にないことだろうし

(否定はしないぜ、確かにロマンはあるからな)

 

静華さんが危惧した通り、主人公が椿ちゃんガチ恋勢になることが、真エンドへの足掛かりになるのか

しかし神楽ちゃんとは既に関係性の土台ができていたからすんなり納得できたけど、椿ちゃんとはまだ出会って数日なのに…

いや、霞ちゃんのハニートラップにあっさり引っ掛かりかけるわ、そもそも静華さんにいいように使われてるわで、主人公も女の子に弱すぎるところがあるせい…か??

案外、いい組み合わせなのかもしれない

 

 

主人公、えんがちょー