お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

(時々)不安がこぼれて (ダメだな)またキミのペース

氷華の舞う空に⑥

アリスエンド~椎奈ルート

 

※ネタバレあり

 

 

 

例に漏れず薄味だったことを除けば、今のところ一番好きなルートかもしれない…

 

 

アリスは俺の嫁ェ!

 

しかしアレだね、日本人が洋装をしたとてそこには何の希少価値も生まれないのに、異国の美少女が和装をするとなると急にわびさびと萌えが融合した、とてもじゃないけど一言では言い表せないエモーショナルな心の動きが発生するのは、なぜなんだろうね??

やはり、それだけ和服というのは日本人の内面に訴えかける何かを持っているということなのだろうか

たとえば、栞ちゃん(晴れ着バージョン)や、百合ねえ(巫女バージョン)なんかを見て、どう感じるか??

…たまらんものがあるな

うーむ、ということは、「誰」が「何」を着るのかが重要なのではなくて、「何」を「誰」が着るのかが重要だということか??

まあ確かに、主人公や和晴が武士のコスプレをしたところで、ふーん以外の感想は持ちようがないと思うので、和装全般が尊いってわけでもないのだろう

誰が、って部分もきちんと大切だってことがわかるね

 

さておき、こんなかわいいアリスちゃんと自分なんかが果たして釣り合うのだろうか…と、時に悩み、時に失敗しながらも、少しずつ恋人らしくなっていく二人の描写は、もどかしいながらもエモであった

大和撫子に憧れているというアリスちゃんの奥ゆかしさと、内に秘めた異国情緒溢れる血筋がなせる大胆でちょっぴりエッチな振る舞いのコラボレーションは、実にいい意味でエロゲーのヒロインらしくって好きよ

恥じらいの気持ちを持つことは大事だけれど、エロい衝動まで否定されてしまうと、下半身に集まった情熱の行き場をなくしてしまうではないか

 

 

みんなでワイワイするシーンが多かった(当社比で)のも、印象に残った

ヒロインのルートに入った瞬間、めくるめく二人の世界が展開される…というのも、イチャラブという観点から見ると悪くはないんだけど、たとえばAちゃんというヒロインが好きだったとして、だからといってBちゃんやCちゃんに興味がなくなるというわけではなく、言ってしまえば男の人はいくつも愛を持ってるわけだから、他のヒロインたちの霊圧が消えてしまうのは悲しいのである

他ルートだと存在を忘れ去られてたり、急に成仏させられたりする澪ちゃんの出番も、ちゃーんとあってよかった

その後、彼女がどうなったのかは描かれなかったが、それはそういうもんってことで

 

でも、これだけは声を大にして言わせてくれ

 

 

わたしの方から言いたかった…!

愛されるより愛したいマジで…!

押しが強い女の子も好きなんだけど、大事なところは男に決めてもらいたい恋愛観を持ってるんで、いつだって告白の言葉はこちらから言いたいんじゃ

 

あと、どうしてアリスちゃんが主人公を好きになったのかが最後までよくわからなかったので、何か一つでもエピソードがほしかったな

まあ、それは栞ちゃんも百合ねえも同じなんだけど…

椎奈ちゃんだと、子どもの頃にお嫁さんになる話とかしてたみたいじゃん

何かそういう些細なものでいいから、どうして好きになったのかっていうのが聞きたかったわ