お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

今はまだ少なくて 色のないパレット 僕らが見た夢をここに 重ねて

氷華の舞う空に①

ゲームスタート!

 

※ネタバレあり

 

 

 

タイトルからもムンムン漂ってる通り、現実世界での季節感とは真逆のエロゲーを開始する!

厚着のヒロインたちは正直見ていて厳しいものがなくもないが、背景の街並みに降り積もる雪の描写は心なしかこちらを涼しくしてくれるのである!

というわけで、真冬のクソ田舎でハートがあったかくなる(かもしれない)ような純愛ストーリーの始まりだぁ!

 

 

実際のところ、現実世界と四季をリンクさせた方が没入感が増すかと聞かれると、個人的にはイエスと答えたい

たとえば、今は夏だね

そして夏モノのエロゲーを攻略するとする

わたしはエロゲーをプレイする時はヘッドホンを装着するのが常なのだが(実家暮らしだからね)、夏といえば…そう、セミの鳴き声が定番だ

当然、ヒロインたちの声やBGMに混じって、ゲーム中ではミンミンと元気な大合唱が聞こえてくる

そして合間に休憩を挟む際、ヘッドホンを外した耳には現実世界の音が届くわけだが…

なんと、そこでも夏の風物詩…すなわちセミたちが生を謳歌する喜びの声がするではないか!

そうするとね、ふと思うわけさ

ああ、わたしと彼女たちが暮らす世界はPCのモニターで区切られているけれど、双方が感じているものに差なんてないのかもしれない…と

 

え、キモい??

そう??

 

じゃあキモい話はここまでにしておいて、作品の内容に触れていこうかー

と、その前に

 

 

登場人物は全員18歳です、という注意書きは優等生なエロゲーの標準装備だけど、過去回想シーンを除く、という注意書きは初めて見たかもしれない

当たり前のことなんだが…??

なんかアレですな、レンジでチンすると熱々になるから気を付けるんやで、みたいなことをわざわざ表記しなきゃいけない世知辛さみたいなものを、エロゲーから感じる日が来るとは…と妙な感慨深さがありますな

 

ところで、この右下にいる娘が澪ちゃんなんだろうか??

椎奈ちゃんと百合ねえを攻略すると解禁されるヒロインらしいので、必然的に最後に攻略することになりそうなんだが…

何か重要なポジションにいるのだろうか、などと考えるまでもなく

う、浮いてる…すげぇ…

主人公の実家は神社みたいだし、それにも関連してくるのかいな

冒頭で立ち入り禁止の洞窟?みたいなところに入ろうとしていたし…

となると、これもジャンルは「SF=すこしふしぎ」なのか??

 

まずはたった一人の剣道部仲間、栞ちゃんを攻略するぞ

 

 

男勝り…というのともちょっと違う、男友達のような距離感を持つ女の子だわね

こういう娘がデレる様は、国の重要文化財として後世に語り継いでいくべき良さがある