氷華の舞う空に⑤
百合佳エンド~アリスルート
※ネタバレあり
これまたヌルッと始まって、ヌルッと終わった印象しかないルートだったな…
とりあえず、ええ年して待ち合わせもロクにできないってのはヤバいで!
いくら氷華が10年以上前のエロゲーだったとしてもですね、その頃には既に携帯電話という便利な文明の利器が世の中には浸透していたでしょう
(スマホじゃないところに時代を感じる)
それなのに、いつまで経っても待ち合わせ場所に来ない相手を30分も何もせずに待ってるというのは、ちょっとわかんないな…
普通は、5分か10分が経過した段階で「こっちはもう到着したけど、今どこら辺?」とかメールしないか??
百合ねえの立場ならもっとわかりやすくて、迎えに来たのに教室がもぬけの殻だったら、どこにいるかメールなり電話なりするのが普通だと思うんだけどなぁ
今回は恐らく、普段から年上らしく振る舞うことを自分に義務付けている百合ねえが、本当は年相応の少女らしく弱い部分も持ってるんですよー、ということが言いたかったんだろうけど、そういう流れに持っていきたいがために登場人物たちの行動が制限されてしまうというのは、何か違うと思う
栞ちゃんのデートすっぽかし事件もそうだよね
こういうのって、書いてる時にはわかんないもんなのかな
後から読み返してみて「いや、そうはならんやろ」って気付いた時には、もう取り返しがつかん状態なんだろうか…
なぜか澪ちゃんが成仏したが、百合ねえのシナリオでやることか、これが…??
確かに思い返してみれば、澪ちゃんを目覚めさせてしまったのは自分たちだから、責任を取らなきゃいけない的なことをチラッと言ってたような気がするが、そもそも澪ちゃん自身がどうしたいのかという話は一切出てなかったような気もする
まあ…仮に自分が幽霊になったとして、最終的に目指すところは「あるべきところに還る」というものなのかもしれんな
意識だけが生き続けるのは拷問だ、ってララァも言ってたし
でも繰り返しになるけど、言わせてくれ
百合ねえのシナリオでやることか…??
結局、百合ねえ自身の話はほとんどしなかったねぇ
寂しがり…ってほど甘えてくることもなかったし、年上という立場に悩む…ってほど葛藤してるシーンもなかったし
なんかエッチしてる間に終わったわ、というヌルヌル感しかない
年末年始という寒さも本番の時期に、この格好でうろうろできる雪国の民すげぇな!
夏場の薄着女子も好きだけど、冬場の着ぶくれ女子も好きなんで、ここはきっちりコートやマフラーでもこもこさせてほしかったー
早くも折り返し地点が見えてきたところで、お次はアリスちゃんを攻略中
他のヒロインよりも恋愛要素を強めに感じるけども、もしかしてヒロインごとにライターさんが異なるんだろうか??
もしそうなら、中出しだけは徹底してるところに謎の結束があるな、と…