お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

出発進行 夢の国 野を越え山越え海越えて

アトリの空と真鍮の月

三葉エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

山神が暴れ出して、それを止めるために海神の眷属を呼んで、時神が降臨して、最後はアトリが舞う空の下で砌ちゃんが時神を撃つ…

大筋は立花ルートとまったく変わらないけど、細部がところどころ異なったり、新たな情報が手に入ったりと得るものも多かったわ

 

 

加勢に来た武者鎧が率いる一団が逃隠の一族だってのは気付いていたけど、彼らは足取を恨んでいるのではないだろうか…それならどうして足取の血を引く三葉ちゃんを守るんだろう、と不思議に思っていたら…そういうことだったのね

死してなお山神に囚われ、嬲られ弄ばれていたというのに…なんという侠気…あかん、泣けてきた…

でも、そうだなぁ…足取からしても逃隠を山神への生贄にするというのは、苦渋の決断だったのではないだろうか

失敗してしまったとはいえ、山神を封じるということは決して生半可な気持ちで行おうとしたことじゃないと思うんだよね

そして足取こそが古き神々に対抗できる唯一の切り札なんだから、決して失われるわけにはいかなかった…

そう思うと、この結果は仕方のなかったことと考えるしかないというか…

それでもこの覚悟ガンギマリ感はすごい、逃隠家箱推しになっちゃいそう

 

 

砌ちゃんは海神の獣じゃなく、海神の一人(というか一柱というか)だったのか…

これで彼女と立花ちゃんの関係性に感じてた違和感が払拭されたわ

立花ちゃんが砌ちゃんに逆らえなかった理由はこれなのかぁ

巫女と獣、立場は違えど共に海神に仕える同士、対等な立場じゃないのかなぁ…なんて思っていたので、非常にスッキリしたわ

それなら、当代の海神の獣はまだ砌ちゃんの母親が担ってるんだろうか

 

 

上蔵が時神を召喚しようとする理由が、しょうもない承認欲求の塊でしかないってのは、さすがに主人公たちにとっては悲報じゃないかな…

とはいえ、仮に上蔵にも悲しき過去…ってのがあったとして、それが語られることは未来永劫なくてもいいんだけどね

クソみてぇな動機で世界を滅ぼしかけた悪役というのは、一切の同情の余地がなくて良き

 

それにしても…なかなかうまくいかないもんね

なんかハッピーエンドっぽく終わったトゥルーエンドも、結果的に三葉ちゃん以外のヒロイン全員死んでるからな…

足取の力なんてものがあったところで、大切な友達を誰一人守り切れなかったというのは辛い…

神さまと比べると、人間の力というのは所詮はその程度のものなのかもしれない

砌ちゃんがいなければ、三葉ちゃん共々、主人公も死んで終わってただろうしなぁ

攻略を見てるとヒロインごとのトゥルーエンドってのはあるけど、この作品としてのトゥルーエンドはあるのかね

条件としては…やっぱり「ヒロインが全員生き残ること」と「どういう形であれ芦日村が存続すること」だろうか

 

 

上蔵が時神の召喚に成功しようがしまいが、山神が村を破壊しようとすれば立花ちゃんが命と引き換えに海神の眷属を呼ばざるを得なくなるからな…

結構ハードな条件よね…

月乃ちゃん、文乃ちゃんと仲良くなることが、全滅エンド回避のポイントなのか??