お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

ああ 落ちてゆく もう どうでもいい そう騙されて満たされてく

リアル妹がいる大泉くんのばあい③

麻衣エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

PCのディスプレイから飛び出してきたエロゲー生まれの妹・麻衣ちゃんが主人公兄妹に残していったものとは、一体何だったのか…

それを知るのは、まだ早いのかもしれない…

 

 

結局「あの娘」は誰だったのかな…

彼女は「麻衣ちゃん」のフリをしているだけであって、本物の(というのも、ゲーム内の非実在少女を指して「本物」かどうかを問うのも変な話だが)「麻衣ちゃん」ではなかったんだよね??

 

向こうの世界で嫌なことがあって、それを忘れるために主人公の妹として振る舞うことを選んだという「あの娘」…

主人公に妹としても一人の女の子としても愛されていることをわかっていながら、最後は向こうの世界に帰っていくことを選んだ「あの娘」…

「あの娘」は言った、兄妹にはなれない運命だった、それでよかった、と

「あの娘」は言った、受け入れるしかない運命というものもある、と

確かな決意と一筋の涙と共に向こうの世界に帰った「あの娘」がどうなったのか、それはわからなかった

 

それを踏まえて考えると、麻衣ルートというものは栞ルートの壮大なプロローグだったのではないか、という気がしてくるな

ものすごく悪い言い方をするなら、麻衣ちゃんは主人公が栞ちゃんと結ばれるための踏み台のようなものだったのではないか、って…

いや、さすがにそれは言い過ぎってものか…

少なくとも、麻衣ルートでは主人公の気持ちが麻衣ちゃんに向いていたのは事実なのだからね

 

ただ、本当にわからないことだらけのまま終わってしまったのよね…

 

 

麻衣ちゃんと栞ちゃんの身体が入れ替わった時に、栞ちゃんが「元に戻った」と嘘をついて主人公とエッチしたことに対しても、怒ったり拗ねたりすることなく、むしろ嬉しそうだったしな~…

彼女の言動を思い出しても、どうも主人公と栞ちゃんの仲を取り持ちたかったのではないか、という疑惑が湧いてくる

それが男女の関係になることを推奨していたのか、それともあくまで兄妹として仲良くしてほしかったのかは未知だけど…

ただ、それにしては主人公の童貞を奪うことにやたらと熱心になったり、胸を大きくしたいから揉んでほしいと迫ったりと、その辺の行動と目的がちぐはぐなような…??

 

…もしも、もしもの話だけど、麻衣ちゃんには最初から栞ちゃんと入れ替わることが予測できていたのなら…

さすがに本心がどうあれ妹とのセックスには主人公も躊躇するだろうと予想して、栞ちゃんに自分の身体を使わせることが目的だったんだとしたら…

うぅーん…さすがに考えすぎだよな…

ていうか、それだとちょっと主人公が報われないような…

 

ともかく、麻衣ちゃんから向こうの世界に変えるという決意を聞かされることになったあの日、登校中に遭遇した女性のことも含めて、いろいろ判明するのは栞ルートの読後なんだろうな

そこまで読み進めることによって、ようやく麻衣ルートのエピローグを自分の中で紡ぐことができるんだろう

 

だから、まずは美紀ちゃんとのハッピーエンドを目指さないとね!

 

 

この妹…強い!