甲児くんとカイザーさんの365日
6/18『目隠しプレイ・その一』
「あ…あのね、甲児くんって…わたしとエッチするの、もう飽きてたりする…?」と、カイザーさんが不安そうに聞いてきた
甲児くんは(え…?押し倒されてる真っ最中に聞くことか…??)と、しばし混乱したものの、姿勢を正して「…急にどうしたんだ?」と質問に質問で返した
カイザーさんがネットで仕入れた知識で、エッチのマンネリ化と倦怠期の関係性について語ってくれたけど、それはちょっと甲児くんも不思議に思っていたこと
というのも、カイザーさんとこういう仲になってから余裕で数年以上が経つのに、今もって全然まったく微塵もエッチに飽きてこないのはどういうことなのか、と
エッチの内容は決まってワンパターンで、恥ずかしがり屋で受け身なカイザーさんを甲児くんがリードする形でキスから始めた後は、いろいろ触りっこして気分が高まってから本番へ…という流れで、もうかれこれ何百回としてきたけれど、驚くほどに毎回すんごい興奮するし、感じてるカイザーさんには新鮮なかわいさを覚える
…けどまあ、甲児くんだってあれやこれやのプレイに興味がないわけでもなく、カイザーさんが変わったことしたいって言うなら、ありがたく便乗させてもらおうと思い、照れながら「目隠ししてみるとか…どうだ?」と提案してみた
ぴた、と止まったカイザーさんが、首をぐぐぐ…と傾けながら「それって…どう面白いの??」と不思議そうに尋ねてきたので、(ああ…また「人間が変なこと思いついた」みたいに思ってるな…)と気付きつつ、あらましについて教えてあげた
ふんふん、と頷いたカイザーさんに「わかった、やってみる…けど、先にお手本見せてほしいな…」と言われて、甲児くんは(えっ俺が目隠しされる方か!?)となったものの、言い出しっぺの法則に則れば先にやってみせるのが筋だとも思ったので、適当に見繕ったネクタイで視界を塞いで「よし、どっからでもかかってこい!」と両腕をガバっと広げた
…しかし、目が見えなくてもデカいものが近くで動いてる気配って、意外とわかるもんだな…と、カイザーさんに右から左から見られてる感覚を肌で感じ取りつつ、しばらくはほっぺやら頭やら好きなように触らせてたけど、さすがに「もうちょいエロいところ触ってくれ」と言わずにはいられなかった
はわわ、と慌てたらしいカイザーさんに、恐る恐る鎖骨の辺りを撫でられながら、確かに何が面白いんだろう…いや、ある意味では面白いけど…と、ちょっと考えてしまう甲児くんだった
まいんど★ぱぺっと⑦
麗香エンド直前
※ネタバレあり
ノートで繋がるラブストーリー、麗香ルートもエンディング間近まで来たわよ!
素直になれない貧乳ツンデレ金髪ツインテール…わたしは今、歩く国宝と恋愛しているんだと思うとテンションが上がってきますねぇ…!
顔を合わせればケンカばかり、365日飽きずに嫌味の応酬ばかりしてきたあの娘が、実は俺のことを好きだったし、俺もあの娘のことを好きだったんだ、という王道にして「そうはならんやろ」なシナリオ、わたしは悪くないと思います!
でも、そうなってくると…
幸せの青い鳥だった幸ちゃんは抜きにしても、愛の力でエロノートの魔力すら跳ね除けてみせた麗香ちゃんと、あっさりメス犬堕ちした他二名との落差がナイアガラ級…!
このルールが対麗香ちゃん限定なのか、はたまたエロノートの根幹にある普遍的なルールなのかはわからないけど、仮に後者だった場合、縁ちゃん及びかおるさんには適用されなかった=愛で結ばれていなかったということにならんか…??
性奴隷エンドではあったけども、それでも主人公は縁ちゃんもかおるさんも愛してるって言ってたじゃん!
何よ、あの二人のことは遊びだったの!?
そら(性奴隷だから)そう(身体にしか興味ない)よ
えぇ…??
とまあ、言いたいこともなくはないけど、麗香ちゃんに絞って考えれば、彼女のちっぱいを存分に愛でることができる良きエロエロシナリオぞ
麗香ちゃんへの好意を測りかねていた時期だったとはいえ、エロノートの効果を確かめるのに麗香ちゃんを浮浪者どもに輪姦させようとした主人公は、どう優しくジャッジしても死ぞ
ハーレムルートに至るエッチシーンもほぼ回収済みだし、後はコンプリートに向けてまっしぐらね!
…なのに思うように時間を作れないのが、社会人の辛いところね!