お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

君が作る傷口から 流れ出る僕の愛さ

11eyes RF③

賢久、雪子編クリア

 

※ネタバレあり

 

 

 

ゆか編がまさに短編ってぐらいのボリュームしかなかったのに比べて、この二人…特に賢久編はそれなりに読み応えがあったように思う

離ればなれだった妹や、母親との物語という、家族モノに弱いわたしにはドンピシャな内容だったしね

 

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「未来」に進みたい賢久と、「過去」を大事にしたい恵麻ちゃんのすれ違っていた想いが、母親という「現在」を通して交わっていく過程が感動的だったよ…

 

でもな

 

ゆっことはエッチしちゃダメなんだって!

チュッチュまでは許す、いやほんとはそれすら嫌だけど仕方ないから許す

でも越えちゃならん一線だってあるだろう!

 

これってほんと不思議なもんだね

メインヒロインの一人であるゆっことイチャイチャしたりくんずほぐれつしたりしていいのは、主人公である駆くんだけだという考え方

これってつまり駆くんに自分を重ねているからこそ、なわけじゃん

でも、じゃあ何で駆くん=自分なのかというと、この作品において駆くんが主人公だから、って理由しかないじゃん

それなら、賢久編の主人公は賢久なんだから、賢久=自分という方程式は成り立つわけじゃん

…でも、そうはならない、不思議なもんだ

 

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彩子先生と菊理ちゃん…「菊理姉さん」が面識あったらしい情報って、ここが初出だよね??

橘菊理は別の世界線にいた皐月菊理だそうだけど、それにしては年齢に齟齬があるのよな

そういうもんなのかね??

 

 

 

ゆっこ編も良かった!

内容が内容だけにクソ重い展開になるかと危惧していたけど、最後は爽やかな終わり方で後味すっきりだった

 

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少年兵時代にゆっこが感じたこと、想ったことを全て理解することはできないかもしれないけど、それでもドラスベニアに未来(あした)が来たことをすごく嬉しいと思った

どんなに苦しい状況でも、地獄のような日々の中でも、明けない夜はないんだってこと…当たり前だけど、勇気づけられるよね

人生には程度の差こそあれ大変なことってのがよくある、そんな時でも支えてくれる誰かがいれば大丈夫なんだ、って

独り身には沁みるねぇ…ふぅ…

 

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ゆっこ~!

賢久もほんといいやつなんだ、いいやつだから憎めないんだ、それでもゆっこを渡したくはないんだ!

ジレンマに…ジレンマに悶える…