お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

アナタといる時がスキ ワタシを暖めてくれるから

プリンセスブライド③

~6th Tale

 

※ネタバレあり

 

 

 

お昼寝が捗ってしまって、思ったより進められなかった…チクショウ…

臥せっていた間サボっていた分も取り返したいのに、ままならない~

 

さておき

 

いよいよ5人のお嫁さん候補全員とエッチしたわけだが

 

 

そりゃあそうだよね~もにょるよね~

人並みの良識と倫理観があれば、自分がやってきたことに対して死にたくなるほど後悔するのもわかる、わかるわ~

ピュアな純愛を重んじる健全な少年少女にとって、処女ってのは大切で替えが効かないものなんだよね

それを5人分も、合意の上とはいえ告白やら交際やらすっ飛ばして奪っちゃったんだもんな

そうだよね、罪深いよねぇ~

 

 

でも恭ちゃんの言う通りなんだ!

彼女たちは自分たちがそう遠くない未来に傷つくことにも納得した上で、淑女協定の下、正々堂々と戦ってるはずなんだ!

そのことに主人公が一人だけでうだうだ悩んでいるのは、彼女たちを見くびっていることと同義なんだ!

…と、思う

 

もちろんさ、誰もみんな負けることを前提で戦ってるわけではないと思うんだよ

でも、でもね

勝ち目が薄いなとか、勝算があるとは言えない…って思っちゃってる娘もなかにはいるかもしれないけど、逆を言えば、絶対に勝てるって自信がある娘もいないと思うんだよね

それは愛生ちゃんだってそう

一番幼く見える彼女だって、間違いなく自分が選ばれるに違いない、なんて傲慢なことは考えていないと思う

いわんや他の娘たちをや、ってやつだよ

恋のライバルが4人もいるなんて状況で、そんな暢気に構えていられるはずがないんだ

苦しいこと、辛いこと、たくさんあるはず

彼女たちの友情が表面的なものだとは思わないけど、それでも奇妙な同居生活の中でポロリと本音が零れることだってあるじゃないか

不安なんだよ、怖いんだよ

 

でも誰一人だって、逃げようとはしない

この勝負から降りようとする娘はいない

それが答えでしょ、それ以外の何がいるっていうのよ

 

それだけの覚悟を示されて、腹を括るだけの度胸を得られないっていうのは…情けない話だと思わんかね

とか偉そうなこと言っときながら、もし自分が主人公の立場ならすぐさま覚悟完了するかって言われたら、たぶんノーだろうけど!

てか、その前に据え膳に箸をつけることすらできんかもしれん

でもその段階なら、まだ逃げ道はあるのよね…

 

現段階で主人公にできることは、とにもかくにも精神面で彼女たちと同じ土俵に立つこと…じゃないかな

時を巻き戻すことはできない、大切な処女を返すことはできないんだから、後はもう傷つくことも傷つけられることも恐れずに、自分に正直になるしかない

ここまで来ちゃったらね、誰も傷つけずに済む道なんてものはないんだよ

だったら、自分が一番傷だらけになってやる、ぐらいの気概で挑まないと

恋破れて傷心の女の子というのも…美しいもんだ

(でも弱いオタクなのでヒロインに泣かれると落ち込む)