お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

今まで色んな出来事があったからなぁ 少しの時間じゃ 消えない 消せない

Imitation Lover

響エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

うーん、なるほど…

うーん…

 

 

響ちゃんは子宮の病気で子どもが産めない身体になっちゃったから、セックスはしても恋人は作らないようにしていた、と

うーん

 

「無理」の意味はわかったけど、何で主人公だったんだろう、って疑問は解けないまま終わっちゃったね

響ちゃんの理屈からするとさ、要は生殖行為に繋がらないセックスなんて誰とどれだけやったって無意味だ、ってことでしょ

それでも、主人公とセックスするまでは処女だったわけだよね

そんな風に「妊娠できないのに女性であること」にコンプレックスを感じているんなら、もっと雑に処女を捨てる機会なんていくらでもあったと思うんだけどな

響ちゃんが、ただ快楽を追い求めるためだけのセックスについてどう思っていたかは描かれなかったけど、女として抱かれることで劣等感を束の間でも忘れることができたのかもしれないし、逆に嫌でも性を意識せざるを得ない結果になって苦痛に感じていたのかもしれない

…まあ、もし後者なら、自ら主人公にセックスを迫るようなことはしなかっただろうと思うけど…

でもま、とにかく、口では「誰とやったって一緒」とは言いながらも、誰彼構わず股を開くような真似はしてこなかった、ってことよね

それってやっぱり、セックスに対して正の面だろうと負の面だろうと、何かしら特別な何かを感じていたから…なんじゃないだろうか

それがどうして突然、平平凡凡で何の取り柄もない主人公相手に、カンニングの対価なんていう割に合わない条件で処女を捧げようと思ったのか…

最初から恋愛感情ありきだった、ってこと??

大事な親友である円香ちゃんの想い人だってことを知ってから、それとも知る前から??

その辺が描写されないまま、いい感じにエンディングを迎えてしまったので、消化不良感は否めない…

 

 

ちなみに、バッドエンドは円香ちゃんに刺殺されるという強烈なオチだった…

怖っ!

 

でも、正直あの主人公は刺されても文句言えないというか…ね

自分は城戸のことで散々怒ってたくせに、客観的に見ればやってることは城戸以下のクソ野郎だったわけだし

わたしも城戸の話を聞きながら、テメーいずれ女に刺されんぞ、とは思ってたけど、まさか自分が刺されるハメになるとはねー!

円香ちゃんに対して中途半端な態度を取り続けたこと、あれは優しさじゃないんだよなぁ…

でも自分が同じ立場に置かれた時、円香ちゃんのためを思ってちゃんと突き放すことができるかと聞かれると…即答はできん

その時になってみないと、クソ野郎ムーブをしてしまうかどうかはわかんないよね

 

とはいえ、最後まで響ちゃんのことを諦めずに、最後には彼女を笑顔にすることができたんだから、主人公は一仕事やり遂げたんだと褒めてやりたい

わたしだったら絶対、楽な道を選んで円香ちゃんに逃げ込むだろうからさ

よくやった、頑張った!