お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

ピンクのドレス 纏い憂い機械の様に 笑顔を振りまくの 私は非情のお姫様

思春期⑦

~みあルート・10話

 

※ネタバレあり

 

 

 

お次は神岐家のファッションリーダーにしてムードメーカーな、いつだって周囲に元気パワーを振りまいてくれる(推定)四女のみあちゃんを攻略し始めたわけだが…

 

 

お…お辛い…

だいぶお辛いぞ、この娘の境遇も…

 

雪来ちゃん同様、みあちゃんも神岐家の一員になるにあたって、詳しい説明ってのは一切なかったのよね

それでも、ある程度の社会常識があるなら薄々は勘付くと思うんだよね~…

ワンちゃんやネコちゃんじゃあるまいし、人間の子どもを外部から新しく家族に迎え入れるってんだよ、そんな簡単な話じゃないよねぇ、ってさ

しかも、父方の祖父の家で暮らしていたという雪来ちゃんなら、ある程度は神岐家との繋がりがあったのかと推測もできるけど、どうやらみあちゃんはそれまでに神岐パパやママとの面識もなさそうだったじゃんか

そういった事情から導き出される可能性は…ただひとつ

そういう施設にいた娘なのかなぁ、とな

 

 

想像してはいた、想像してはいたんだけども!

実際に捨て子ムーブを目の当たりにさせられると、胸が痛くて痛くてたまんねぇ!

 

ニコニコ笑顔や楽しそうな振る舞いの全部が全部、演技だったとまでは言わないけども、背景を知ってしまったら、早くみんなと打ち解けたい、みんなに好かれたいって気持ちが透けて見えてきて、何とも言えない複雑な気持ちになってしまう…

昨日、今日知り合ったような相手とも対等に話せて、お互いに気の置けない間柄になるのが早いな~と、コミュ障な自分は尊敬の念を抱いていたものだが、主人公とのやり取りの中で、みあちゃん自身、周囲との接し方に随分と悩んでいたってことを知ってからは、一気に親近感が湧いてきたもんだわ

と同時に、好かれたい、愛されたいって願いの強さは、裏を返せば嫌われたくない、捨てられたくないって必死さの表れでもあるんだと気付いて、やりきれなさでいっぱいになってる…

みあちゃんがどうして天涯孤独の身になったのか、どこまで詳細が語られるのかはわからないけど、今はとにかくみあちゃんを幸せにしたい!

過去は変えられないのだから、これから先の未来には幸せをたくさんあげたい!

ただもうそれだけよ

 

ところで、本当のみあちゃんを知った今、神岐家の真のコミュ強はすずめちゃんだと思うようになった

智恵理ちゃんといい、雪来ちゃんといい、みあちゃんといい、タイプの違う女の子たちと次から次へと仲良くなれるのはすごいよ、ほんと

なんだろうなー、すずめちゃんって裏表のない性格だからかなー、なんかすごいすんなりと受け入れられちゃうんだよなー

わたしとも友達になってくれそうだなって、そんな風に思える娘ってちょっといないよね