お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

空も見えない 雲は晴れない 風も吹かない 夜は過ぎた

げきたま!⑨

橘華エンド~コンプリート

 

※ネタバレあり

 

 

 

青陵学園演劇部での活動を通して、このわたしもしかと受け取ったぜ…劇の魂、げきたまってやつをよ!

 

 

攻略状況に応じてスタート画面が変化していく演出を採用しているエロゲー大好き

各種タイトルを集めて目録を作りたいくらい好き

 

それで、橘華ルートに関してだけど…

半分くらいは実和ちゃんに食われたな!?

とはいえ、最萌えヒロインの称号ほしいままにしている実和ちゃん相手に、半分程度の損害で抑えられたのは見事としか言いようがないのも事実

実和ちゃんへ向けた鎮魂歌だったと同時に、橘華ちゃんの成長ストーリーでもあったんだよなぁ

その二つが演劇というファクターを通じて融合し、悲劇であることに疑いようはないけれど、どこかすっきり爽やかな後味に仕上げていたと思う

 

 

ものすごく下世話な話にはなるんだけども、実和ちゃんのように「家の意向で男装を強いられている美少女」というキャラクターは、確かに現代社会の方が広く愛されるだろうと思う

何せ、これだけ萌えの文化が根付いているわけだからねぇ

だから今という時間に実和ちゃんという存在を掘り出して認知度を上げるという橘華ちゃんの試みは成功するだろうし、それが実和ちゃんへの手向けみたいなものになればいいな…と思った

 

えんげきモードも非常に良かったよ!

あのクオリティの台本が学園祭で楽しめたなら、拍手喝采モンに間違いないだろうなぁ

体操部のモブ黒子たちも頑張ってたよね

彼らの中に、今回の経験により将来的に役者を志すような者が出てきてもおかしくなさそう

それはそれで感動的な話じゃないか

 

ただ…おまけモードで読める蘭子シナリオは正直、微妙だった…

最後まで読んでも、何で彼女が三郎に惹かれたのかがよくわからんままだったわ

恋ってそんなもんよと言われればそれまでなんだけど…そこを魅せるのが物語ってやつじゃないのか??

 

 

さて、総合的には「思っていたより楽しめた」って評価かな

専門家じゃないから作中の情報の正誤についてはわからんけど、これまであまり縁のなかった演劇の世界について詳しく知れたのもよかった

それに何より、ちゃんと最後まで「演劇はみんなで作るもの」ってスタンスを貫き通したところも好感が持てた

 

 

これぞ部活動の醍醐味、これぞ青春!

結ばれたヒロインも結ばれなかったヒロインも、等しく愛すべきものとして平等に取り扱う、その精神が何より大事なのだ

 

ただね…一つ苦言を呈させてもらうと、システム面が今一つだったかな…

結局、最後までスキップボタンを見つけられなかったのはわたしが悪いのかもしれんが、エッチの時の中出し/ぶっかけ選択は選択肢でさせてよ…

 

 

何でいちいち環境設定から「精液を中出しにする」という項目にチェックを入れたり外したりせにゃならんのだ

せっかく差分を用意してくれたんだったら、もっと手軽に見られるようにしてくれ

 

あ、そうそう

エッチシーンの数は橘華・凛・由理奈が7、蘭子が3とnot抜きゲーにしては多めだよ

といっても、一つのシーンを分割して回想に登録するという水増しテクを使ってもいるのだが…

もうちょいねちっこい前戯のシーンがほしかったな~

男目線だと、自分が気持ち良くなるプレイを優先しちゃうって理由もわかるんだけどさ

 

 

 

お次はRaSeNの「突撃天使かのん」をプレイする

戦うヒロインはなぜこんなにも人をムラムラさせるのだろうか…人類の永遠のテーマである

攻略順は

かのん→久遠→霧香

の予定