お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

ため息一つ 月が回るわ 忘れかけてた 幼い言葉

晴れハレはーれむ⑦

香澄、琴子エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

葛葉ちゃん、優子ちゃんとは異なり、この二人のエンディングでは主人公が明確に二人を選んだという個別エンドらしい内容だったわけだが

これはこれで…イイ…

ハーレムモノとしては葛葉ちゃんや優子ちゃんのように「特定のヒロインとの未来を予感させながらも、今はまだ答えを出さずにモラトリアムを存分に謳歌する」といった曖昧な決着の方が好感を持てたが、ギャルゲーとして考えるとやはり誰か一人への一途な愛情を得るという結末の方が馴染み深いものね

 

そして香澄エンドがよすぎた…

 

 

親の愛情をロクに知らずに育ったってだけでなく、これまでの日常生活でも友人と呼べるような存在はいなかったというのに、これほどまでにまっすぐ育った香澄ちゃんは冗談抜きで天使か、天使なのか??

この家で暮らして、主人公から愛されたという記憶だけでなく、共に切磋琢磨し合った友人たちからもたっぷり愛情をもらって、今度は自分から誰かに愛情をあげる側になりたい…ってさぁ…

本当に…どうしてこんなにいい娘なんだ…いじらしすぎる…

こ、これは涙じゃなくて心の汗なんだからね…

念願が叶って保母さんになれたというのもよかったし、香澄ちゃんのように理由があって親と暮らせなくなった子どもたちを引き取る養護院で働くというのもよかったし、主人公が同じように資格を取って香澄ちゃんを傍で支え続けているというのもよかったし、そんな二人の間に新しい生命が宿ったというのもよかったし、琴子ちゃんがついてきてるというのもよかったし、スポンサーとしてありすちゃんと葛葉ちゃんが陰に日向に力になってくれているというのもよかった

もう全てがパーフェクトに最高のエンディングだった!

みんなみーんな幸せになれよ…!

 

そんな文句のつけようがない香澄エンドに比べると、琴子エンドは平凡な締め括り方だったと言わざるを得ないかな

 

 

主人公争奪戦に決着がついて誰もいなくなってしまったのかと思いきや、みんなして隣に引っ越してきて賑やかな日々は終わらない…というドタバタエンドで、ラブコメのエンディングとしてはこれ以上なくぴったりな内容だったけどね

しかし香澄エンドの美しさを見せつけられてしまうと…物足りないなんて思ってしまう、この贅沢者め~

 

ここからは余談なんだが…

 

 

う、嘘だ…

勉強ができる子は期末テストで40点なんていう赤点ギリギリの点数は取らないはずだ…

10%のデバフがかかっているとしても、これはひどい

 

 

琴子ちゃんと香澄ちゃんって、いつも主人公の分のお弁当を用意してくれているけど、昼食をコンビニ弁当や学食やカップラーメンで済ませた時(=ありすちゃんや葛葉ちゃん、優子ちゃんと共にした時)って、そのお弁当はどうなってしまっているんだろう…

冬場なら持って帰って夜に食べることもできるかもしれないけど、作中の季節は夏なんだよね…絶対に傷むよね…

というか、せっかく作ってくれてるんなら朝にでも持たせてくれればいいのでは

うぅ、食べ物を粗末にするのだけは生理的に受け付けんのだ…このもやもやを晴らしてほしい…