お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

願うたび消えてしまいそうな未来 すがるたび私を黒く塗りつぶして

晴れハレはーれむ⑥

優子エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

うぅーん…

想像していたよりは、いいものがお出しされたわね…

最後のさ、みんなからは見えないように窓の外でそっと手を繋ぐって演出、エモさの塊じゃない??

 

 

優子ちゃんの初恋と失恋のエピソードはありがちではあるんだけど、その分、身に覚えがある人もぼちぼちいるんじゃないかと思われて、後からじわじわ効いてきそうないぶし銀の一撃だったわ

ベタは悪いことじゃないのよね

下手に奇を衒おうとしてみょうちきりんなことになるよりも、ありがちでも期待してるものをそのままお出しされる方が満足感を得られるということは、往々にしてあるもんだ

 

葛葉ちゃんのエンディングでも感じたことだけど、ちゃんとした答えを出さない、あえて誰か一人を明確に選ぼうとしない、という主人公のスタンス、わたしは嫌いじゃないな

めちゃくちゃで不条理だけど、この上なく楽しい今という時間を壊したくない、という気持ちも痛いほどわかるし、何よりハーレムモノという題材の中でできる限り個別エンドっぽいものを描こうとしたら、まあこうなるわな、と腑に落ちる感じね

わたしの中でハーレムモノでは主人公が全てのヒロインへ平等に愛を注ぐという大前提があるもんだから、それが特定のヒロインを偏愛するようなことがあればルール違反も甚だしい、となっちゃうわけさ

こういうどっちつかずな主人公の態度を不誠実だと捉えるのも無理はないけど、ハーレムモノという前提からして現実離れしたジャンルなんだから、多少のことはファンタジーと思わないとね??

 

そして今は香澄エンドを目指す前に、各ヒロインとバランスよくフラグを立てて効率重視の攻略をした結果、読み飛ばしてしまった個別イベントを回収しているところ

葛葉ちゃん、香澄ちゃんの未読イベントをチェックした結果、これを知らないままゲームを終わるのはもったいないな…!?という結論に達したのであった

 

 

他の女の子たちと、主人公を巡って争うライバルという関係性だけじゃなく、仲間意識すら超越して家族のようなあたたかみを感じるようになった葛葉ちゃんとか!

 

 

一人だけ出演するゲームを間違えていないか、と聞きたくなるくらいクソ重い過去を持つ香澄ちゃんの、これまたクソ重い告白(愛の、じゃないわよ)シーンとか!

効率プレイと引き換えに知らないまま終わってしまうのは…大損じゃないか…!

半分はさすがに言いすぎだけど、某所の攻略チャート通りに進めていくと全体の1/3ぐらいは読み飛ばすことになるんじゃないだろうか

確かにぼやぼやしてる時間はないけどね??

でも選択肢があったら全部試したくなるのがオタクってもんだし、たとえ軽微な差分であっても確認しないと気が済まないのがゲーマーってもんでしょ??