ゲームスタート!
※ネタバレあり
エピソード6まで読み進めたぞ
ある嵐の夜に、一人のヴァンパイアが研究所を脱走したところから物語が始まる…
灰は灰に、塵は塵に
狩人の夜が始まるぜー!
イヤッホウ―!
…ってノリのゲームではなかった…主人公くんが気の毒すぎる…
脱走したヴァンパイアに噛まれた主人公くんだけど、ハンターと呼ばれる吸血鬼退治の専門家たちに助けられて九死に一生を得るのね
でもまったくの無事ってわけでもなくて、ヴェドゴニアと呼ばれる半人半魔の存在になってしまうのね
しかも主人公くんを噛んだ吸血鬼っていうのが、最後のロードヴァンパイアで、彼女の力を独占しようとする「イノヴェルチ」って集団から狙われるようになるのね
主人公くんが人間に戻るためには、完全な吸血鬼になってしまう前に、自分を噛んだロードヴァンパイアのリァノーンって娘を殺すしかないのね
でもどうやら主人公くんとリァノーンの間には、何らかの因縁めいたものがあって…
そうこうしている間に敵の魔の手が日常にまで伸びてきて、周囲の女の子たちまで脅かし始める…!
…気の毒すぎん??
別に何も悪いことしてないのに、異次元バトルに巻き込まれるハメになっただけでもかわいそうなのに、戦闘形態であるヴェドゴニアに変身するためには大量に失血する必要がある…つまりは死にかけなければならんのよ
敵の先制攻撃が功を奏する場合もあるけど、時には自殺よろしく自分で自分の首を掻っ切ることも…
考えただけで背筋がゾワゾワする~!
でも、こういう日常の延長線というか、裏側みたいな部分で、魑魅魍魎が跋扈し、それと戦う存在がいるっていうのは、妙なリアリティを感じてしまう
今こうしてわたしがボケーっとPCに向かっている間にも、誰かがどこかで人のため、自分のために戦っているのかもしれないと思うとね
21世紀になっても世界中が平和になるってわけにはいかなくて、まだまだ争いの絶えない国があるって思うと、まったくの他人事っていうのでもないからかもしれない
自分たちだって明日にはどうなってるかわからんもんな~
ヒロイン4人の中だとモーラちゃんがすこ
たぶん彼女も吸血鬼か、それに近い存在なんだろう…人外ロリ萌え
…というだけじゃなくて、なかなか態度は軟化しないけど何かにつけて主人公くんのことを気にかけてくれるの優しいよなぁ
兄貴分にあたるフリッツがだいぶ手厳しい分、モーラちゃんの優しさには救われているよ
古い作品だからしょうがない部分もあるけど、システム周りのクソっぷりがすごい
ニトロは特にこの辺言われることが多いってのも頷けるわ…
とりあえず、昨今のエロゲーに甘やかされまくって育ったゆとりゲーマーには、スキップ機能がないっていうのがかなり堪えてる
普通はキーボードのCtrl押したら強制スキップかけられるんだけど、ヴェドは何かできない
スキップって概念がないのか…
おかげでうちのクソ雑魚主人公くんは戦闘で負けるたびに同じテキストを延々見せられてるぞ!
あれ結構難しいな…ラスボスまでにコツとやらを掴んでおかないと…
エピソード6の蜘蛛型キメラヴァンプに5回くらい殺されたわ
おかしい、攻略サイトにはサド伯爵の愉悦(って名前のでっかいナイフ)をぶん回すだけのチンパンプレイで勝てるって書いてるのに!