お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

水面に映る 僕 困ってたら 微笑み かけてみようかな

たまきゅう⑧

メルエンド~コンプリート!

 

※ネタバレあり

 

 

 

最後のヒロイン、メルちゃんのルートクリア~

メインヒロインとしての貫禄(?)か、エンディングは二種類用意されていたけど、どっちを選んでも最後はラブラブ同棲生活が待っているので、ハッピーエンドしか認めない過激派の方もニッコリ

ところで、どう転んでも二人はイチャラブ!なら、大人に戻るエンドのピロウは卵に戻り損なのでは…!?

そりゃ元の身体に戻るってのが主人公の当初の目的だったのは確かだけど、そんなん今さらどうでもいいじゃろ…と人の心がない発言をしたくなるくらいには、ピロウ推しになってしまった!

 

ロリは好きでもショタはそれほどでも…な自分としては、大人主人公とメルちゃんのエッチが一番グッときたんだけどね!

それはそれ、ってやつだね!

 

そんなわけで、まだ序の口であるはずのピロウとのお別れシーンで情緒が喜怒哀楽で言うところの哀に思いっきり振り切れてしまったため、メルちゃんとの別離ではそこまで泣くことはなかった

…けど、最後に町内を巡るイベントはね、ズルいよね

今までに聞いたこともないような物悲しいBGMをお供に、これまでメルちゃんの修行を手伝うために歩き回った町中を、一つ一つ思い出を確かめていくというのは…正直、涙腺へのダメージがデカかった

どこに行ってもメルちゃんと一緒だったって記憶ばかり溢れてきて、刹那五月雨撃ちよ…!

 

どっちがどう、ってのはプレイヤーの主観に委ねられてるんだろうけど、わたし的には子どもエンドの方がメインなのかな、と感じた

他の三人のヒロインのルートでも、例え大人に戻れるとなっても、その選択を放棄しているわけだしね

何かを得るためには何かを失う覚悟がいるとか、そういう大それた話じゃなくて、心に決めた、たった一人のためなら人生を変えたっていいって、そう思えることが愛なんだよね…みたいな

メルちゃんは主人公と一緒にいるために天界での暮らしを捨てた

主人公はヒロインたちと共に年を重ねるために本来の自分を捨てた

そこにある寂しさから目を背けることはできないけど、元々いた場所を飛び出して新たな自分の居場所を見つけるということが、成長するってことなんじゃないか

たまごだったキューピッド見習いの女の子が、立派に縁結びの役目を果たせたように、人は成長していくんだよね

…とか、つらつら考えてたら、いい歳して実家暮らし、職場での人間関係は決して悪くないけど家族以外に気を許せる相手はいない自分の境遇に、ぶっ刺さりまくって情けなくなってきたわ

成長…しとらんなぁ、わたし