お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

探し出す 心の隅 見つけ出す 感情表現

放課後☆レッスン②

碧エンド

 

※ネタバレあり

 

 

 

記念すべき(?)第一回目のエンドは、主人公の童貞を奪った元カノ・碧ちゃんにしてみたわけだが…

ぶっちゃけた話、碧ちゃん単独ルートは本当に必要だったのだろうか、という虚しい感想だけが残ってしまった

 

本作のメインヒロインを瑞花ちゃんと仮定した(仮定もクソも彼女しか該当するヒロインがいないのだけども、特定のヒロインをメイン扱いするのはあまり好きじゃないという私情バリバリの表現を用いさせてもらう)場合、彼女と主人公の脳内お花畑カップルだけでは地に足がつかないどころか大気圏内までフワフワと舞い上がってしまったような現実味に乏しいシナリオになってしまっただろうから、一歩引いたところから痛いところをグサグサ突き刺してくれる大人の目線を持ったヒロインというのは確実に必要だったと断言できるのね

 

 

だけど、それと瑞花ちゃんから碧ちゃんに乗り換えるという展開の是非は別物だと言わざるを得ないわ

結局のところ、主人公がやったことは瑞花ちゃんへの裏切り行為以外の何ものでもないからなぁ

悪いけど擁護のしようがないンだわ

これじゃあまるで主人公が「自分のことを好きな女の子なら誰でも好きになっちゃう」ようなデンジくん脳の持ち主みたいだ…と思ってから気付いたけど、例のラブレター騒動から考えても、あながちこの発想も間違いじゃないのかもしれん…

男の人はそういう単純なところがあるとは聞くし、抜きゲーの主人公たるもの下半身で思考するのは当たり前といえなくもないとはいえ、これはちょっとひどいわよ

 

碧ちゃんも碧ちゃんで、曲がりなりにもスクールカウンセラーとかいう職業に就いているんなら、あんまり軽率な行動は取らないでほしかったな、という気持ちがなくもない

別に略奪愛をすな、というつもりはないのよ

やるならやるで、最後までやり遂げる覚悟を持っておやりなさい、と言いたいだけ

「自分を逃げ場所だと思って構わない」とか何とか耳触りのいいこと言って首尾よくセフレの位置に滑り込み、そのままずるずると関係を続けるうちに主人公の気持ちがいざ自分に傾いたとなったら、今さら怖気づいたかのように相手を遠ざけようとするなんて…

 

 

この期に及んでグダグダ言うくらいなら、最初からしなければよかったのよ…

碧ちゃんの言動を真に受けると、最終的には愛人ポジションに収まればそれでよかった、みたいに思えてきちゃうわよ

…実はわたしも、この二人が一番うまくいく距離感って、主人公は今まで通り瑞花ちゃんの彼氏をしながらも、裏でこっそり逢引する…って感じだと思ってた

普通に彼氏彼女としてお付き合いした場合、どうせまた破局しそうな気がする

今回はカウンセリング室に出没した例の犬神さまいわく、碧ルートは「過去の再来」らしいからね…

別れるところまで再現して終わりそう、とか言っちゃうのはちょっと意地が悪すぎるかな??

 

しかし、それでも碧ちゃんに幸せになってほしいという気持ちもなくはないので、ハーレムエンドに一縷の望みを託しておこう