お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

ねぇ誰かが僕を救ってくれるのかな? ねぇいつまでもこの部屋で震えていたい

放課後☆レッスン③

瑞花エンド1、2

 

※ネタバレあり

 

 

 

続いて、瑞花ちゃんの単体エンドを両方見てみた

「姉☆スク」と同様…というより、あちらの方が後発なのだから「姉☆スク」の方が「放課後☆レッスン」と同じ仕様という方が正しいのだが…、片方は現状維持のまま緩やかに破滅へと向かい、もう片方は問題に片が付いての大団円

…と、言いたいところだったのだけども、あれをハッピーエンドと認めたくない自分がいる…

 

生徒に手を出したことが学園側に発覚し、教職をクビとなった主人公は鷹崎の地を離れることとなる

何もかもを失ってしまったことに悄然としながら、駅のホームで電車を待っていた主人公の隣に歩み寄る一つの影――それは瑞花ちゃんだった

本当に大切なものはまだ手の中に残っていたことと知った主人公は、もう二度と彼女を手放さないこと誓い、共に電車に乗り込むのだった…

 

てな感じの、要は駆け落ちエンドなのだけど、これが一番いい終わり方なのかって聞かれたら、絶対に違うよね~

瑞花ちゃんの両親…というより父親はどう考えても執念深そうだし、意地でも主人公の居場所を突き止めて娘を取り返そう、とかしそうだしさ

今は若いからそんなこと気にも留めないかもしれないけど、将来的に家族と縁を切るような形で別れたことを瑞花ちゃんが後悔しないとも限らないし、そうなると主人公にだって責任の一端どころか大半が圧し掛かってくるはずだしさ

そもそも論として、結婚式に新婦の両親を呼べないのに、それで二人は心の底から幸せだと胸を張って言えるのか、って話よ

そりゃまあ瑞花ちゃんパパが毒親で、家にいた頃はいつも苦しめられていたというなら、呪縛から逃れられてよかったね、と手放しに喜べるだろうよ

でも、あれだけの描写だけではそうとも言い切れなくね??

娘の交際相手を決めるのに「娘の意思は関係ない」と言っちゃうあたりはちょっとアレかと思ったけど、行きすぎた過保護メンタルからの発言なのかもしれないし、売り言葉に買い言葉的な部分があったのかもしれないし

それに何より、教師という立場にありながら生徒を性的に喰ってる、というクソデカい落ち度が、主人公サイドにはあるわけだしな…

どちらに非があるかは、火を見るよりも明らかなわけで…

 

主人公がやるべきことは、さっさと荷物をまとめて逃げ出すことよりも、不退転の意志を持って彼女の両親に立ち向かうことだったと思うわ

その過程や結果はナレーションで済ませてもいいのよ、そうやって努力したって事実の方が大事なんだから

そうして誰にも胸を張って瑞花ちゃんの旦那です、と言える状態を目指すべきだったんじゃないかと思う

 

…ま、抜きゲーのオチに熱くなったところで何の益体もないんだけどね~

エロければそれでいいので!

 

 

学園長がいい人でよかったやね、マジで