お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

からりぬけがらになる私 ひらりひらりわかれを告げて

魔女っ娘ア・ラ・モード

ナナエンド~リディアルート

 

※ネタバレあり

 

 

 

なっちゃんの行く末に関する答え合わせは…③だった

そうだね、ここでなっちゃんの寿命を延ばす方法を都合よく思いつくくらいなら、そもそもキューが死ぬこともなかったと思うんだよね

キューがいなくなってしまうかもしれない、という事実に恐怖を感じた時点で、なっちゃんの情操教育は完了していると言っても過言じゃないもんね

そうして主人公がソレイユさまに弟子入りするという展開も、予想通りだったんだけど…

 

魔女アラはそこで終わらなかったんだ!

きちんとなっちゃんにも救済の道を残してくれていたんだ!

 

大賢者ソレイユさまの下で研鑽に次ぐ研鑽を積んだ主人公は、とうとうなっちゃんを生き返らせることに成功したのである

それにソレイユさまの研究のおかげで、ホムンクルス自体の寿命が大幅に伸び、今では80年ほどを生きられるようになったのである

めでたし、めでたし…

 

うーん、これはみんなが笑顔になれる良いハッピーエンドの見本みたいな終わり方だな

ありがちと言われればそれまでだけど、なぜ王道が王道たるかを理解していれば、これ以上はないと思えるベストなエンディングだったと思うよ

この世界の魔法が使える生き物は人間含めてみんな長寿だから、それに比べれば80年といってもそこまで長命とは言えないかもしれない

けれど、ソレイユさまと主人公と、またその意志を継ぐ者が途切れない限り、きっといつかホムンクルスも人間と変わらない時を生きられるようになると思う

そんな風に明るい未来までをも感じられる終わり方だったんだから、もう何も言うことはないね~

わたしが想像していた通りなら、なっちゃんは最後まで復活しないで、けれどいつか「その日」が来るのを主人公が願い続ける…というビターエンドだったもんなぁ

ビターかハッピーか、ならハッピーの方がいいでしょ!

 

なっちゃんの日記のくだりも泣けて泣けてしょうがなかった…

こういう演出は卑怯じゃよ、涙腺を直撃するんじゃよ…

ポケ戦だってバーニィのビデオレター部分で一番泣くじゃろ、そういうことじゃよ

エロゲーに例えるなら、ちょっと趣は違うけど「夏少女」明希ルートの手紙みたいなもんね

あれも好きだったなぁ~…いやはや懐かしい

 

とまあ、一体どんな風なオチがつくのかとハラハラドキドキしながら読み進めていたけど、結果的には大満足なシナリオだった

まだヒロインが4人も残っているというのに、もうこれ以上の出来は望めないんじゃないか…とまで思ってしまったものだ

 

さてさて、お次は闇の魔女っ娘ということでみんなから恐れられ、疎まれている孤高の美少女・リディアちゃんを攻略するわよ

いきなりテンプレないじめっ子が現れたわけだが…キンタマ握り潰してやろうか(お下品)