お嬢さま至上主義

とあるポンコツギャルゲーマーの日常です

ふと見上げた空 見失いそうでも 誰もが聴こえる 自分だけの旋律

魔女っ娘ア・ラ・モード

ミルキールート

 

※ネタバレあり

 

 

 

ミルミル(主人公がつけたセンスの欠片も感じられねぇニックネーム)ことミルキーちゃんを攻略中

何かとすぐ泣くし、自分が悪いわけじゃないのに謝るしと、人付き合いは苦手な様子だけど、お花が大好きでとても優しい心を持った下級生の女の子だ

引っ込み思案な性格が災いして、なかなか友達が作れない彼女の力になりたいと、主人公はとある作戦を思いつくんだけど…??

 

ミルミルが自分に自信がないのは、やっぱりそんな自分のことを好きじゃないから…なのかな

わたし的には、自己肯定感ってやつは自己愛をベースに育つもんだと思ってるのよね

そんで、自分自身というのは、生まれてから死ぬまで嫌でも付き合っていかなきゃいけない友人みたいなもんだとも思ってる

好きにならなきゃもったいない…というか、生き辛いよなぁ…

ただね、それはあくまで主観的な話で、自分という人間を形成するのに一番重要な要素は、他者からどんな風に思われているのかという客観的な事実でもあると思うのよ

いくら自分で「わたしはこんな人間なんです」と認識していたって、それが正しい形で他人に伝わらないのでは意味がないと思う

一人ぼっちで生きていくのならともかく、それが社会の中で生きるということだと思うし

だから、自分が思う「自分」と、他人が見ている「自分」というのをうまく擦り合わせていくことが、生きる上でのコツみたいなもんだと考えてるんだが…

ミルミルはそれが苦手なのかもしれないなぁ

 

ただ、ミルミル自身にも壁を作っている部分もあるんだろう、と感じる

火と風の精霊に対する態度なんか顕著だよね

まあね~、自分の見ている世界ってほんとはどうしようもなく狭くて小さなものなのに、まるでそれが世界の全てだって勘違いしちゃいそうなほどに大きいと錯覚しがちなもんだからね~

ミルミルにとっては、火と風の精霊も、クラスメイト達も、似たような存在なのかもしれない

まずはそういった偏見を取り去っていくことから始めないと、ミルミルの性格を変えてもあまり意味はないのかもしれないな

 

なっちゃんとはすぐに仲良くなれたんだし、最後はたくさんの友達に囲まれたミルミルの姿が見たいなぁ

 

ところで、アクア先生の授業を聞いてて思ったんだけど…

この世界って、結構歪な印象を受けるよね

国民は女王さまが張った結界の中で暮らしてて、結界の外には魔物がうようよいて、そもそも最初、人類の生き残りは数百人しかいなかった、って…

なんだろう、そこはかとなくディストピアな雰囲気がある

D2でさ、未来に行った時ってこんな感じじゃなかった??

ほら、みんなドームの中に住んでいて、外には瘴気が蔓延してるとか何とか、そんな風に思ってたっていう…

何か隠された秘密でもあるんだろうか、なんて思うのは勘繰りすぎか

ソレイユさまも見てきたっていうし、外の世界に危険がいっぱいなのは本当のことだよね、うん

それからホムンクルスの研究に打ち込み始めたっていうのが、また不穏な感じなんだけどさぁ…